こんにちは、凡才です。
脱シャンプーの概要について、以下の記事で紹介しました。
ここまでで、水洗髪の具体的な方法まで紹介してきました。
しかし、脱シャンプーの方法やメリットについて聞いてきても

やっぱりニオイが出てこないか心配で…

シャンプー使わないとフケとかすごくなりそう
と心配事が残っている方もおられると思います。
そこで今回は、「脱シャンプーによる心配事3選」に回答していきます。
脱シャンプーへの1歩が踏み出せない方への後押しになればと思います。
参考書は以下です。
脱シャンプーの心配事3選
今回お答えする心配事は以下の3つです。
- べたつきが気になるとき
- ニオイが気になるとき
- フケが気になるとき
順番に解説していきます。
べたつきが気になるとき

脱シャンプーを始めたときに最も多い悩みが「べたつきが気になる」だそうです。
べたつきが気になった時は、少し熱めのお湯で洗うか、
思い切って少量のシャンプーもしくは純せっけんを使って洗髪する
という方法があります。
シャンプーは使わないに越したことはありませんが、
いきなり無理をして挫折をしてしまうよりも、
ちょっとずつ慣らしながら継続していく方を目指しましょう。

シャンプーがよくないのは分かったけど、せっけんは使っていいの?
と疑問に思った方もおられるかもしれません。
シャンプーに比べると、せっけんの成分ははるかに安全なものです。
シャンプーなどの合成洗剤は、
石油などから化学的に合成された界面活性剤が含まれているのに対して、
純せっけんは
- オリーブ油、ヤシ油、パーム油などの植物性の油脂
- 牛脂などの動物性の脂
など「自然界にあるもの」に苛性ソーダ・苛性カリを加えて
界面活性作用を付与したものです。
「洗う道具」として一括りに考えがちですが、
シャンプーとせっけんは、原料も製法も全く違います。
使用するときは、あらかじめぬるま水でしっかり流して汚れを流しておき、
ごく少量だけ使うようにしましょう。
はじめにしっかり汚れが落ちていると、少量のせっけんでも十分泡立ちます。

シャンプーの代用はせっけんが使えるけど、
リンスの代用はどうするの?
と疑問に思われた方もおられるでしょう。
リンスの代用として使えるのは「クエン酸」です。
梅干しや柑橘類の成分として、掃除などでもおなじみの弱酸性の成分です。
リンスの代用品の作り方は、いたって簡単。
洗面器1杯分のぬるま水に、
小さじ半分のクエン酸を入れてよく混ぜるだけです。

舐めても酸っぱくない程度の薄さのものです
このクエン酸リンスは、髪全体になじませたらすぐに洗い流して大丈夫です。
せっけんでアルカリ性になった髪は、クエン酸の弱酸性に触れたらすぐに中和されるので、
時間を置く必要はありません。
指どおりがよくなるうえ、リンスのような合成成分は入っていません。
刺激臭もないので使い勝手はかなり良いです。
べたつきが気になった時はお試しください。
ニオイが気になるとき
汗を多くかいた、外食先で焼肉・たばこのニオイがついた等
ニオイが気になってくるときもあると思います。
そんなときも、まずはぬるま水かお湯で洗髪してみてください。
大抵の汚れは水洗髪で十分落とせるので、
ほとんどのニオイは気にならなくなるはずです。
もしそれでもニオイが気になる場合は、少量のせっけんで洗うようにしてください。
また、髪の長さに関わらず、
水洗髪のときは「ブラッシング」が非常に重要です。
最低でも日に1回、洗髪の前にブラッシングしましょう。
これによってべたつき、ニオイ、かゆみを防ぐことができます。

ブラシっていっぱいあるけど、どんなものがいい?
ヘアブラシには大きく分けて獣毛とプラスチックのものがあり、
それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
獣毛(猪毛、豚毛など) | 静電気が起きにくい 髪につやが出る | 値段が高め 手入れがやや面倒 |
プラスチック | 価格が安い 水洗いできて手入れが簡単 | 静電気が起きやすい |
どちらかというと、髪質に嬉しい効果が多い獣毛のブラシがおすすめではありますが、
汚れを取るのが目的なので、メンテナンス性も含めて
自分に合った方を選んでください。
梳かすときは地肌を擦らないように、優しくゆっくりと動かしましょう。
ニオイが気になるときは、毎日のブラッシングを基本として水洗髪を試してみて、
場合によってはせっけんを使うなどして
対処していきましょう。
フケが気になるとき

フケは新陳代謝で剥がれ落ちていった古い角質細胞であり、
シャンプーで頭皮の新陳代謝が抑制された状態に慣れていると、
脱シャンプーを実践したとき、フケが増えてくることがあります。
フケが気になるときは、洗髪の際に頭皮を指で軽くマッサージして
古い角質を落としておくことで、量を抑えることができます。

仕事や冠婚葬祭で黒い服を着るので
何とか一時的にでもフケを抑えたい
というときには、
頭皮にごくごく少量(米粒半分~1粒分)の白色ワセリンを
頭皮に薄く塗っていくと良いです。
ワセリンで頭皮の乾燥が防がれ、フケが落ちるのを抑制することができます。
以上が、脱シャンプーによる心配事3つに関する回答です。
どの心配事に関しても、少しの工夫で対策することができます。
まとめ
今回は、「脱シャンプーの心配事3選と対策」について紹介しました。
- べたつきが気になるとき:水かお湯で洗髪する。もしくは少量の石けんで洗う
- ニオイが気になるとき:ブラッシング+水洗髪、場合によっては少量の石けんで洗う
- フケが気になるとき:頭皮を指でマッサージする。一時的にはワセリンを使うのもアリ

これだけ対策が分かってたら、
心配せずに脱シャンプー始められそう!

どの心配事も、脱シャンプーで皮脂腺が小さくなると気にならなくなることが多いです
とはいえ、無理は禁物なので、
負担のない範囲で試してみてください。
以上、凡才でした。
パートナーメディア様


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