こんにちは、凡才です。
前回は「毎日のストレスを防ぐワザ」について紹介しました。
具体的にどうやって刺激に対処すればいいのか、イメージしていただけたのではないでしょうか。
今回は、「繊細な人がのびのび働ける技術」について紹介します。
繊細な人の悩みで多いのが、

仕事中はいつも考え事で頭がいっぱいで頭が疲れる

職場では常に気を張っていて、緊張している
というものです。
このような「考え疲れ」や「緊張疲れ」を減らしていける方法をお伝えしていきます。

仕事後はいつもぐったりで休みの日は寝てばっかり、という方にも参考になる記事です
ぜひ最後までお読みください。
引き続き参考書は、「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる 『繊細さん』の本」です。
本記事では、参考書にならって「繊細な人」を「繊細さん」と表記します。
繊細さんがのびのび働く技術4選
はじめに結論です。
繊細さんがストレスを減らしてのびのび働くための方法は以下の4つです。
- マルチタスクはしない
- 「気づく」と「対応する」を分ける
- 他人の感情は放っておく
- 苦手克服よりも得意を活かす
順番に見ていきましょう。
マルチタスクはしない

繊細さんの傾向として、「やるべきことが積み重なるほど焦ってしまう」ということがあります。
打合せの資料をつくっていたら、お客さんから電話が来て中断。
電話が終わって再開しようとしたら上司から急ぎの仕事を振られる、
急ぎの仕事をやっていたら別部署の人に相談があるから来てほしいと言われる…
このように1度にあれもこれもと求められると、繊細さんはどんどん仕事がやりづらくなります。
なぜなら繊細さんは「1つの仕事に集中して、丁寧に仕上げる」のが得意だからです。
「いくつも同時に」というマルチタスク的なやり方は、繊細さんの得意とは正反対のものなのです。
このように「やるべきことが積み重なったとき」の対処法は、
ただ目の前のことを1つずつ集中して終わらせていくこと
です。
以前、「仕事術」の記事でも紹介しましたが、
本来人間の脳はマルチタスクなどできず、1つのことにしか集中できないと言われています。
ましてや繊細さんは他の人より感じ力が強いため、
仕事が積み重なると頭の中で考えが錯綜し、余計に焦ってしまいます。
そんなときは、

1つずつやっていこう
と落ち着いて、目の前の仕事に関係のない考えを頭からなくしてしまいましょう。
優先順位が高いもの、優先順位に悩む場合は
今日中に絶対終わらせる仕事を1つだけ選んで、確実に終わらせる。
1つ終わったらまた1つ次の仕事を選ぶ…
これを繰り返していきましょう。

これはなにも「繊細さん」だけでなく、
仕事がなかなか片付かなくて悩んでいる方全員におすすめの方法です
「気づく」と「対応する」を分ける

「同僚のフォローをしていたら自分の仕事が終わらなくて残業」
「やるべき仕事があるけど、みんなが手を付けられない仕事を引き受けて毎日てんてこ舞い」
のように、繊細さんの仕事における最大の悩みは、「忙しくなりがち」なことです。
これは、「気づいた」ことに半自動的に「対応」してしまうことが原因なのです。
つまり、「忙しくなりがちなこと」への対処法は、
「気づく」と「対処する」を分けることなのです。
繊細さんは他の人が気に留めないようなことにもよく気がつきます。
しかし、それにいちいち対応していては、時間が足りなくなります。
気づいたことが、サクッと対応できることなら対応しても構いませんが、
逆に、「あれをやって、次これをやって…」と芋づる式にやるべきことが出たら、
一旦立ち止まって、本当にいま時間をかけてでもやるべきことなのか考えましょう。
繊細さんがのびのびと働くためには、
- 対応すべきことを選ぶ
- 致命傷になることでなければ、気づいても放っておく
ことが大切です。
「そんなことできないよ」という人は、職場にいる「自分より気づかない人」や「気づいても対処しない人」の真似をしてみましょう。

例えば、電話が鳴っていても全然出ようとしない人や、周りが会議室の机を動かして準備しているときにボーっと眺めているような人ですね
基本的には眉をひそめられるような人たちですが、繊細さんが自分の「やらなきゃ」という
縛りを緩めるには、とても良いモデルになるのです。
他人の感情は放っておく

「同じ部屋に不機嫌な人がいるとぐったりする」
「なんでもないことですごくキツイ言い方をされてその日一日意気消沈する」
など、不機嫌な人によって余計に疲れてしまう繊細さんも多いです。

私はまさにこのタイプ。近くに不機嫌な人がいると、
自分が直接関係していなくても胃がキリキリして落ち着きません。
こんな時の対処法は以下の3つです。
- 「荒れてるなー」と思って放っておく
- 可能な限り物理的な距離をとる
- 相手のことは気にせず、自分のケアに集中する
誰であれ、感情は「自分でコントロールするもの」です。
ときたま周りがなだめてくれこそすれ、毎回誰かが落ち着かせてくれるものではないのです。
不機嫌な相手は放っておくか、同じ空間が苦痛ならトイレに行ったり他の部屋で作業するなりして、
できるだけ距離をとるようにしましょう。
もし不機嫌な人の近くにいて心が落ち着かなくなってしまったら、
落ち着いてしゃべれる人と話したり、ぐるっと廊下を散歩するなど、
自分をケアしてあげましょう。
苦手克服よりも得意を活かす

頑張る、と一言にいいますが、頑張りには2種類あります。
- 苦手を克服する頑張り
- 得意を活かす頑張り
「頑張っても頑張っても結果が出ない」と悩んでいる方は、
苦手を克服する頑張りにだけ注力している可能性が高いです。
仕事では、得意を活かす方が自然に頑張れるし、結果が出やすくてやる気も持続するので、
断然おすすめです。

好きこそものの上手なれ、ということわざもありますね
ぜひ、自分の得意なことにフォーカスして頑張ってみてください。
以上が、のびのび働くための技術4選です。
自分にあてはまりそうな方法が見つかったでしょうか。
もし、良さそうな方法であったなら、できそうな範囲で実践してみてください。
気持ちを楽にしたい方は、以下の記事も参考にしてください。
まとめ
今回は、「繊細さんがのびのび働ける技術」を紹介しました。
- マルチタスクはしない
- 「気づく」と「対応する」を分ける
- 他人の感情は放っておく
- 苦手克服よりも得意を活かす

私は別に繊細ではないけど、なんか使えそうな方法があったよ!

繊細さんでなくとも、仕事で悩む方に役立つ手法もあるので、ぜひ試してみてください。
もし、「仕事術」について興味が湧いた方は、以下の記事も参考にしてください。
以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
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