【継続こそ力!】仕事術を習慣化するメンタルセット

習慣化 ビジネス

こんにちは、凡才です。

前回は「高速で仕事を片付けるメソッド4選」を紹介しました。

どのような方法で仕事に取り組めばよいかイメージしていただけたのではないでしょうか。

今回は、前回紹介したような仕事術を「継続するための心構え」について紹介します。

習慣化するにはどうすればいい?

壁にぶつかって、モチベーション下がり気味です

という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。

引き続き参考書は、「自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術」です。

習慣化するための3つの心構え

はじめに結論です。

仕事術を習慣化するためのメソッドは以下の3つです。

  • 失敗の捉え方を変える
  • 仮想ライバルを設定する
  • モチベーションを上げる

順番に見ていきましょう。

失敗の捉え方を変える

failure

残念なことですが、新しいことを始めるときはほぼ必ず「失敗」します。

私も含め、新しく始めたことで失敗なく上達する人などいません。

仕事でも勉強でも副業でも趣味でも、壁にぶつかるときが必ずあるのです。

しかし、この時の捉え方が大事です。

アウトプットをしたからこそ「失敗」できている

のです。

行動しないうちは、失敗することもできません。

ましてや新しいことのアウトプットにチャレンジして初めからうまくいくなら、

それによるあなたの成長は見込めないということです。

ある意味、「失敗も1つの成功体験」なのです。

凡才
凡才

どこかで聞いた言葉ですが、

「早く上達したければ、高速であらゆる失敗を経験することが大事」だそうです!

なので、失敗したら「成長のチャンスを見つけた」と前向きに捉えましょう。

3か月もアウトプットを継続できれば、大抵の壁は突破できます。

成長のS字曲線をイメージする

行動しても行動しても失敗ばかりで、成長できている実感がありません

という方もおられるかもしれません。

そんな方は、「成長のS字曲線」をイメージしてみましょう。

<成長のS字曲線>

ハーバード大学で長年”ベストティーチャー”に選ばれ続けた柳沢幸雄さんが、教育の中で見出した法則で、「すべての成長はS字の曲線を描く」というものです。

growth-s-curve

時間と成果は比例するわけではなく、停滞と上昇が交互に訪れるようになってきます。

停滞期はやってもやっても成果が見えないので、あきらめてしまう人が多いタイミングです。

凡才
凡才

ブログでも、

1年間継続して取り組める人は少ないです

正確な調査ではありませんが、Twitter界隈では、

1年間継続できるブログの割合は10%程度と言われています。

停滞期を我慢して淡々と努力を続けていると、成果が急に現れる瞬間が必ず訪れます。

「失敗」=「成功のチャンス」と考え、とにかく壁を越えられるときまで継続することが重要です。

仮想ライバルを設定する

virtual-rival

仕事術を実践するうえで、目標を明確にする必要があります。

とはいえ、なかなか目標をハッキリと言語化するのは難しい、と感じる方もおられるでしょう。

そんな方におすすめなのが、

「あの人みたいになりたい」「あの人に勝ちたい」というライバルを設定すること

です。

仮想ライバルは、会社の上司・同僚など実際にかかわりがある人でもOKですし、

目標とする経営者や歴史上の人物でも構いません。

大事なのは以下の3点を満たすことです。

  1. あなたの目的実現のモデルになる
  2. あなたが実現したいことを実現している
  3. あなたのやる気を奮い立たせてくれる

必ずしも「憧れの人」である必要はなく、

「絶対にあいつに勝つ」というモチベーションを上げてくれる人ならより高い効果が期待できます。

このような仮想ライバルを設定すると、仮想ライバルと自分を比較して、

いまの自分に足りないことが逆算できます。

目標に向けて次に取り組むことが具体的になって、迷わずにアウトプットを継続できるのです。

ただ、注意点として仮想ライバルには有効期限があります。

あなたの成長に伴って、モチベーションが刺激されなくなるからです。

そんな時は心の中で感謝しつつ、次なるライバルを設定して、また目指していきましょう。

このように目標の言語化が難しい人は、「仮想ライバル」を設定するのがおすすめです。

モチベーションを上げる

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先ほど紹介したS字曲線の停滞期には、どうしてもモチベーションが下がってしまいます。

ただ、仕事術の継続には、この停滞期も努力し続けることが大切です。

そこで、停滞期にもモチベーションを上げられるコツを紹介します。

  • 「できたこと」に目を向ける
  • 多層的リターンを想像する

「できたこと」に目を向ける

can

停滞期にはどうしても「できなかったこと」に注目してしまいますが、

常に「できたこと」に目を向けるようにしましょう。

一般的に「やる気があるから、仕事ができるようになる」と思われがちですが、

脳科学的に見ると「できるようになるから、やる気になる」という順序なのです。

これについてはオランダ、アムステルダム大学のバーガーズ博士の研究が示しています。

脳トレに参加した157人に対し、

  • いい点を見つけてポジティブなフィードバックをする場合
  • 悪い点を見つけてネガティブなフィードバックをする場合

を比較すると、後者ではやる気を司る大脳基底核という部分の活動が低下し、「やる気」が低くなっていくことが分かりました。

さらに、ポジティブなフィードバックでは、タスク終了直後に行うと、やる気が1.6倍になったのに対し、

時間をおいてからのフィードバックでは微増にとどまりました。

つまり、「やる気」を高めるには、

常に「できたこと」に注目し、タスク終了直後に「よくやった!その調子!」と自分をほめてあげること

が、仕事のモチベーションを上げるのに効果的なのです。

わざわざ「できなかったこと」に注目してやる気を落とす必要はありません。

それは後々「改善」していけばいいだけの話ですから。

多層的リターンを想像する

return

停滞期にいるときは特に、「直接的なリターン」だけでなく、

目標を達成することで得られる様々な側面からのメリット「多層的リターン」をイメージすると良いです。

たとえば、ブログ副業で得られる直接的リターンは「アドセンス・アフィリエイト収益」ですが、

それだけをリターンに考えているとモチベーションは持続しません。

ここで「多層的リターン」を考えてみると、

「ライティングスキルが身につく」「SEOの勉強になる」「SNSでブログ仲間と交流できる」…

など、収益以外の様々なメリットがあります。

このような「多層的リターン」をイメージできるかが、モチベーションの維持に重要なのです。

アメリカのヴァンダービルド大学の研究チームが行った実験が参考になります。

25人の被験者に対し、利き手の人差し指で7秒間に30回ペースでボタンを押し続け、成功したら少額の報酬を出す、というタスクをしてもらいました。

すると、タスクを途中で諦めてしまう人は、脳内の「島皮質」という部位が活発になったそうです。

島皮質が活発になると損得勘定が働き、

「少ない報酬のためにこんなことをやって何になるのか?」

と考え、モチベーションが維持できなかったのです。

この実験と同様に、コストパフォーマンスや損得勘定がモチベーションになっていると、

成果が見えない停滞期にはモチベーションが低下し、継続できなくなってしまうのです。

直接的なリターンだけでなく、「多層的リターン」にも目を向けて、

コツコツと努力を継続していきましょう。

凡才
凡才

私も当分は「多層的リターン」に目を向けてモチベーションにしていきます

まとめ

今回は「仕事術を習慣化するためのメンタルセット」について紹介しました。

仕事術習慣化のメソッド
  • 失敗の捉え方を変える
  • 仮想ライバルを設定する
  • モチベーションを上げる

さらに、モチベーションを上げるためのコツも紹介しました。

モチベーションを上げるコツ
  • 「できたこと」に目を向ける
  • 多層的リターンを想像する

壁にぶつかったということは、それだけ「価値のある・成長につながること」にチャレンジできていることの裏返しです。

そう考えると、すぐに結果にならなくても頑張れる気がする!

凡才
凡才

腐らずに愚直に努力を積み重ねましょう。成果が伸びるときが必ず来ます!

以上、凡才でした。

よろしければ次の記事もご覧ください。

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