【これであなたも伝わる人に!】伝わる技術8選

ビジネス

こんにちは、凡才です。

自分の意図したことが相手に正しく伝わらない…

うちの会社ではすごくいい商品を取り扱っているけど、

なかなかお客さんに魅力を伝えられない…

のように、「伝えたいことが伝わらない」と悩んだ経験はありませんか?

今回は、そんなあなたにむけて、

「伝わる技術8選」を紹介していきます。

この記事を読むと
  • 相手に伝えたい部分が効果的に伝わるようになる
  • 商品やサービスの魅力をよりはっきりと相手に届けることができる
  • コミュニケーションを円滑にする断り方・伝え方がわかる

気になった方はぜひ最後までお付き合いください。

参考書は以下です。

伝わる技術8選

conversation

今回紹介する伝わる技術は以下の8つです。

  1. 比較の法則
  2. フリとオチの法則
  3. ネーミングの法則
  4. 数字の法則
  5. 外部力の法則
  6. 相手メリットの法則
  7. 3つのグッドの法則
  8. 結論の伝え方

1つ1つ順番に見ていきましょう。

比較の法則

competition

これは普段から使えている方も多いと思います。

「前年同月比〇%です」「前モデルからの改良でさらに使いやすくなりました」

のような表現をよく見ますね。

ものごとの魅力や真価は、ほかのものと比較することでより明確に際立ちます。

しかも伝えられる側は比較の過程で多くの情報に触れられるので、お得感があります。

ランキングや食べ比べなどもこの「比較の法則」に則ったコンテンツといえます。

また、比較の法則が効果的に活きる方法として、

「ダメな部分を伝えることで、良い部分を引き立たせる」という伝え方があります。

以前、この記事でお伝えした不揃いバウムや、闇落ちとまとなどがいい例です。

若干ラテラルシンキングの要素も入れ込めるのが「比較の法則」ということです。

フリとオチの法則

フリとオチに関しては、「ウケる話し方」の記事でも登場しました。

伝わる技術でのフリとオチはこの場合とは少し性質が違い、

「振れ幅を大きくして、価値を見える化」するものです。

例えば、こんなコンテンツがあったとします。

私が1000万円貯められた具体的方法

これだけでも興味がある人にはそそられる内容かもしれませんが、

「フリとオチの法則」を使うと

手取り20万円独身の私が1000万円貯められた具体的方法

のようになります。

この場合「手取り20万円独身」がフリになっています。

こう書かれると「どうやったの?」と気になってきませんか?

フリとオチの間に意外性や驚きがあると、人の関心や興味が生まれやすくなるのです。

これは作品のタイトルにもよく使われる手法で、

映画化された「ビリギャル」などはフリとオチが効いたタイトルになっていますね。

フリとオチの法則を使うことで多くの人の関心を引くことに成功した結果

(もちろん内容もよかったからでしょうが)ヒットにつながった例です。

凡才
凡才

私もブログのタイトルを考えるときに使えるようになりたい!

ネーミングの法則

name-tag

名前を付けることでも伝える力が上がります。

なぜなら、名前があるとそのことを周りのほかの事象から区別して明確に認識できるからです。

たとえば、ネーミングで広く世間に認知されたものとして「名もなき家事」があります。

掃除、洗濯のような明確な線引きができないようなこまごまとした家事のことです。

しかし、家事をしている多くの方がこのような作業に多くの時間をとられているという実態を

ネーミングすることで見える化した例です。

凡才
凡才

SNSでも「~っていう現象に名前ないの?」という話題が飛び交うことがありますね

人間は本能的に名前をつけて認識したいという欲求があるのかもしれません

また、企業の商品でも中身はそのままなのに

ネーミングを変えたことでヒットしたものが多くあります。

名前を変えてヒットした商品
  • 缶入り煎茶→お~いお茶
  • モイスチャーティッシュ→鼻セレブ
  • カップカレーライス→カレーメシ

なんだか売れ行きが良くない商品や、ウケがいまいちなキャンペーン企画などは

ネーミングを見直してみることで周りへの伝わり方が変わるかもしれません。

数字の法則

フレーズの中に相手がイメージしやすい具体的な数字を入れることで、伝わる力が上がります。

一日に必要な1/3の量のビタミンが摂れる!

連続運転4時間!前モデルから20%向上したバッテリー性能!

約2000匹に1匹!漁師もなかなかお目にかかれない幻の魚が緊急入荷!

のように、数字を見せることで魅力をはっきりと伝えることができるのです。

ただし、注意点としては相手がイメージできる数字を使うのが大事です。

ここについてはロジカルシンキングの記事でも紹介しました。

外部力の法則

assist

いわゆる「他人の力を借りること」です。

例えば、

  • 「○○氏推薦!」という本の帯のコメント
  • ○○コンテスト金賞受賞
  • ○○アンケートで満足度No.1

のようなものがあります。

「他人の力を借りる」と聞くと

かっこわるくない?

と感じる方もおられるかもしれませんが、

外部からの評価がわかると「客観的に見て優れたもの」ということが伝わり、

効果的に魅力を伝えることができるのです。

相手メリットの法則

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何か提案をするとき、相手にメリットがあるような形で伝えると、

Yesをもらいやすくなります。

意外かもしれませんが、この法則が活きるのが「何かを断るとき」です。

例えば、上司に「この仕事急ぎでやっておいて」といわれたときに、

いま忙しいのでできません

という言い方をすると、事実だったとしてもムッとされてしまう可能性があります。

そこをこのように言い換えます。

見積もりを前向きに検討してくれていたA社さん向けの作業があるので、

受注を目指して先にそちらを終わらせます。

なのですぐには難しいですが、それが終わればできますよ!

受注が増えるのは上司にとってもメリットなので、このように伝えられると、

「そっか、じゃあそっちの作業優先だな。こっちは他の人に頼むから大丈夫」という流れになります。

このように相手メリットの伝え方ができるようになると、

コミュニケーションを円滑にすることもできてしまうのです。

3つのグッドの法則

人の興味・関心を高めるものとして、3つのグッドを盛り込むのも有効です。

それは、

  • 自分グッド
  • あなたグッド
  • 社会グッド

という3要素です。

江戸時代から明治にかけて活躍した「近江商人」の経営哲学として「三方よし」の考え方が有名ですね。

(出典:近江商人博物館)

「商売で売り手と買い手が満足するのは当然のこととして、社会に貢献できてこそよい商売である」という考え方です。

元となった考え方は初代伊藤忠兵衛(現在の伊藤忠商事の創業者)の言葉だそうですが、

時を超え場所を超え、現在でも多くの企業の経営理念の基になっています。

この三方よしが満たされていると、それが十分な魅力となって相手に伝わります。

ちなみに、最近私が注目している三方よしを実現した具体例が、

「訳あり商品」でお得に買い物ができるサービスです。

訳あり商品で買い物

「まだ食べられるのに賞味期限が迫ってきて店頭販売できない」

「パッケージが新しくなって旧パッケージが売れなくなった」

「需要と供給が合わず過剰生産になってしまった」

など、品質には全く問題がないのにそのままだと廃棄されてしまう商品を、

訳あり商品としてお得な価格で購入できるサービスがあります。

さらに、購入金額の一部は社会貢献団体へ寄付される(寄付先も自分で選択できます)ので、

まさに

  • 自分よし(安く商品が買える)
  • 相手よし(お店だと売れない商品から利益が生まれる)
  • 社会よし(フードロスの削減、寄付の促進)

を実現したサービスといえます。

まとめ買い商品は送料無料のものも多数ありますし、

美容・コスメ用品、ペット用品、保存がきくレトルト・缶詰の箱買いなど、

幅広いジャンルの商品を取り扱っています。

もちろん自宅に届けてくれるので、重たい荷物を運ぶ必要もありません。

お得に買い物して社会貢献、あなたも始めてみませんか?

結論の伝え方

conclusion

「結論から話せ」職場などで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

時間に追われることが多いビジネスの世界では、

最初に結論を述べてなるべく相手に時間をとらせない配慮が必要とされるため、

結論ファーストが良しとされています。

結論を最初に伝える場合、結論を伝える前に「論点の確認」をしておくとよりスムーズにいくでしょう。

特に管理職ともなると同時にいくつもの事案を抱えているので、

ひとつひとつの進捗をつぶさには記憶できないのが正直なところです。

そこで、「相手が忘れているかも」という前提に立って、

先日訪問したA社さんへの提案方法についてですが

のように最初に論点を明確にしておくことで「これから何の話の結論を言うのか」が伝わり、

コミュニケーションが円滑に進みます。

ただし、場合によってはあえて「結論を後に」した方がいいケースもあります。

それは例えば

  • 厳しいこと(クレームやデメリットなど)を伝えるとき
  • 商品やサービスを相手におススメするとき

などです。

相手が原因や背景などを把握していない段階で、いきなり結論を伝えるにはリスクがあるときは

「結論を後に」した方がいいです。

伝える内容や相手に合わせて、結論の伝え方を使い分けるのが重要です。

以上が伝わる技術8選です。

なるべくたとえや具体例を出すように紹介したつもりなので、

雰囲気だけでもつかんでいただけたなら幸いです。

まとめ

今回は、伝える力を高めるテクニック「伝わる技術8選」を紹介しました。

伝わる技術8選
  • 比較の法則
  • フリとオチの法則
  • ネーミングの法則
  • 数字の法則
  • 外部力の法則
  • 相手メリットの法則
  • 3つのグッドの法則
  • 結論の伝え方

テクニックが分かったら早速実践だ!

凡才
凡才

その意気です!仕事だけでなく日常生活でも役立つ技なので、

軽はずみに試しちゃいましょう!

ちなみに、今回の記事では8つを選んで紹介しましたが、

参考書には全16個もの伝わる技術が紹介されています。

ほかのテクニックも気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

以上、凡才でした。

よろしければ次の記事もご覧ください。

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