こんにちは、凡才です。
あなたは繊細でストレスを感じやすい人ですか?
- 冗談で言われた一言を、いつまでも気にしてしまう
- 同じ部屋の誰かがイライラしていると、自分に関係なくても焦ってしまう
- 相手のことを考えると思うように自分の意見が言えない
など、自覚があるなしに関わらず、繊細な人は世間に一定数いらっしゃいます。
そしてその繊細さから、何がしかの「やりづらさ・違和感」を感じている方が多いです。

実は私も、繊細な一面があります
近くで叱られている人がいると、自分にまったく関係なくてもなぜか焦ってしまうのです。
学生時代に飲食店でアルバイトをしていましたが、
厨房で私ではない人が怒られているとき、焦ってミスを連発してしまい、
周りの人に「落ち着け」と言われたことが何度もありました。
「繊細な人」の悩みは、周囲の人からは、

気にしすぎじゃない?
と言われたりしますが、当の本人からすれば、

気にしないって、どうすればいいのかな…
とモヤモヤしてしまうこともよくあります。
そこで今回から、繊細な方に向けて「ラクに生きられる技術」をお伝えしていきます。
第1回目の今回は、「繊細な人の悩みの共通点」について紹介します。

なんだか毎日疲れるけど、自分も繊細なの?

繊細さゆえの悩みってどう対処すればいいの?
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。
今回の参考書は、「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる 『繊細さん』の本」です。
本記事では、参考書にならって「繊細な人」のことを親しみを込めて「繊細さん」と表記します。
「繊細さん」ってこんな人

「繊細さん」を一言で表すなら、
感じる力が強い人
です。
たとえば、繊細さんは
- 相手のふとした表情や声色の変化
- 部屋に漂う空気の匂い
- 時計や空調の音
など、他の人が気にも留めないようなものを敏感に感じ取ります。
このような「感じやすさ」は、長い間「性格」によるものと思われてきました。
しかし、エイレン・アーロン博士の調査により、「繊細さ」は性格や環境によるものではなく、
「生まれつきの気質」であることが明らかになりました。
そしてこの「生まれつき繊細な人」は5人に1人の割合で存在するのです。
アーロン博士は「生まれつき繊細な人」を
HSP(Highly Sensitive Person)と名付けました。
つまり、「繊細さん」が小さなことに気づくのはごくごく自然なことなのです。
そして繊細さんに必要なのは、「気にしない」ことではなく、
気づいたときにどう対処するかという方法なのです。
「感じる力」の良い面

マイナスに受け止められがちの「繊細さん」の「感じる力」ですが、
もちろん良い面でもあります。
「繊細さん」は、違和感と同様に自分の周りにある「いいもの」にも敏感に気づき、
そして深くじんわりと「味わう」ことができるのです。
「いいこと」も「嫌なこと」も同じように繊細に感じ取るため、
「繊細さん」に必要なのは、ストレスに耐えられるように自分を偽ることではありません。
「これが好き」「こうありたい」など、自分の気持ちをどれだけ大切にできるかが重要です。
「繊細さん」の悩みの共通点

人間関係であれ、仕事関係であれ、「繊細さん」が抱える悩みには共通点があります。
それは、
「気づいたことに半自動的に対応し、振り回されている」ということです。
つまり、「繊細さん」がもっとラクに生きるには、このような半自動的な対応をやめる必要があります。
気づいたときに一旦立ち止まって、「自分はどうしたいのか?」を問いかける。
対応するかしないか、そして対応するなら対応の方法を「自分で選ぶ」ことが大切なのです。
自分の本音に素直になると、かなりラクに生きられるようになります。
次回以降の記事で、その方法を実践していきましょう。
まとめ
今回は、「繊細な人の悩みの共通点」について紹介しました。
多くの「繊細さん」の悩みの共通点は「気づいたことに自動的に対応してしまうことで振り回されている」ことです
自分の本音を尊重できれば、自分らしさを押し殺さずにラクに生きられるようになります。

これから一緒に学んでいきましょう!
以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
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