【後回しにしないために!】自己動機化能力

自己動機化 ビジネス

こんにちは、凡才です。

前回は後回しにしない技術として、「公開宣言効果」を紹介しました。

周りに自分の決心を公開することで、決心が揺るがなくなり、

目標に向けてやるべきことを後回しにしなくなるということがイメージしていただけたのではないでしょうか。

今回は第5弾として、「自己動機化能力」について紹介します。

やらないといけないことがあるのは分かってるけど、後回しにしちゃう…

このままじゃダメだって思ってるけど、変われません…

という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。

引き続き参考書は、「後回しにしない技術」です。

変化を起こすには「切実な理由」を見つける

why

はじめに結論です。

変わりたいと思いつつ、変われない人が多いのはなぜか。

それは、

切実に望むものがなく、今の状況が耐えられないほど苦痛ではないから

です。

何かを成し遂げたければ、漠然と「やってみよう」という考えではなかなか変われません。

逆に、状況が切迫したり切実な理由が見つかれば、他のことを考えている暇がなくなり、

目標に向かって一心不乱に努力するようになります。

例えば、受験を控えたAさんとBさんで考えてみましょう。

Aさん

「勉強は特に面白いとは思わないけど、周りのみんなが進学するっていうから大学受験はしてみようと思う。すごくおしゃれなイメージがある○○大学を志望校にして勉強してます」

Bさん

「生涯年収を増やして家計を支えるために、大学進学の必要性を感じている。下にも兄弟がいるので、家庭の経済的な負担も考えると私立への進学は難しい。そのため、自宅通学できる国立の○○大学を志望校に勉強しており、○○大学に合格できなければ進学はあきらめるしかないと思っています」

いかがでしょう。

どちらが、変われる人だと思いますか?

人間は意外と頑固な生き物で、「変わりたい」と望みながらも、

大部分の人は苦痛が十分に大きくならないと、自分から変わろうとしません。

しかし、成功する人は外部から苦痛を受ける前に行動を変えます。

変化できないとき、将来に予測される苦痛を前倒しして、自分を切迫した状況に追い詰めるのです。

これを「自己動機化(Self Motivating)能力」と言います。

凡才
凡才

自分から背水の陣を敷く、というイメージです

極端なことを言えば、どんな目標でも、

切実な理由を探して差し迫った気持ちで取り掛かれば、

その目標はすでに半分は成功したようなものです。

変化を起こすには、必ず2つの理由が必要です。

  • いまの状況から抜け出さなければならない切迫した理由
  • 何が何でも目標を達成すべき切実な理由

変化を望みながらも変化できないのは、

現状がそれほど切迫しておらず、切実に望む理由もないことを意味しています。

その状態では、絶対に成功することはできません。

自己動機化の3ステップ

step-by-step

自己動機化のためのステップは以下の3つです。

  1. 変えたい習慣や実行したい決心をひとつ探してみる
  2. 変化しない場合に起こりそうな恐ろしい状況をありありと具体的にイメージする
  3. 実行したときに起きるプラスの変化を想像しながら、計画を立てる

ここでのポイントは2つめのステップで、

変化しなかったら起こる状況を「具体的に」イメージすることです。

ここでどれくらいはっきりと思い描けるかが、

目標に取り組む原動力となる「切実さ」につながります。

悪い場合を想定するのは、あまり気分が良くないとは思いますが、

逃げずにしっかりと考えてみましょう。

凡才
凡才

マイナスの想定がしっかりできていると、

「ああいう将来になりたくないから、いま行動する!」という強い動機に変わります

まとめ

今回は、やるべきことを後回しにしない技術として、「自己動機化能力」について紹介しました。

自己動機化能力

何かを望みながらも実行できないでいる人に足りないのは、「それを実行すべき切実な理由」

切実な理由が見つかれば、それが達成できないときに起こる苦痛を想定することで、

動くしかない切迫した状況に自分を追い込むことができます。

いや、今日はまだ心の準備が…

まだ環境が整ってないから…

のような「実行できない理由」を何千個探すよりも、

たったひとつでも「実行すべき切実な理由」を考えていきましょう。

その時から変われるはずです。

凡才
凡才

副業の時と同じですね、「やらない理由」をいくら探しても何も変わりません!

これまで5回にわたって、やるべきことを後回しにしない技術を紹介していきました。

目標を達成できずに悩んでいる人の参考になれば幸いです。

参考書には、紹介しきれなかったテクニックの他に、

「維持する」フェーズの技術なども詳しく紹介されています。

気になった方はチェックしてみてください。

以上、凡才でした。

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