【こんな影響が】シャンプーが不要な理由3選

ライフスタイル

こんにちは、凡才です。

髪質トラブルの改善に脱シャンプーが効果的であるということの概要を

以下の記事で紹介しました。

今回は、「シャンプーが不要な理由」について説明していきます。

どんな根拠があってシャンプーがいらないって言ってるの?

シャンプーって髪にどういう影響があるの?

という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。

参考書は以下です。

シャンプーが必要ない理由3選

はじめに結論です。

「シャンプーが必要ない」理由は以下の3つです。

  • 皮脂量が増える
  • 新陳代謝が衰える
  • 有害成分の存在

1つずつ順番に見ていきましょう。

皮脂量が増える

はじめに、頭皮と毛根の概略を示します。

(出典:Dクリニック東京 PLUS)

このイラストにあるように、

毛根部は毛細血管から養分を供給され、

その養分で細胞分裂を繰り返すことで太く・長く成長していきます。

ところが、シャンプーによってこのサイクルに影響が出てきます。

それは「皮脂腺の発達」です。

皮脂腺は名前の通り、皮脂を分泌する器官で、

皮脂があることによって頭皮を乾燥から守っています。

シャンプーは洗浄力が強いので、この皮脂を洗い落としてしまいます。

頭皮の油汚れを落としてくれるってことでしょ?

何が問題なの?

と思われるかもしれません。

シャンプーの問題は皮脂を「必要以上に」落としてしまう点なのです。

本来、皮脂は頭皮を乾燥から防ぐために一定量必要なものです。

それをシャンプーで根こそぎ洗い流してしまうと、頭皮の皮脂が不足してきます。

そうすると、頭皮の乾燥を防ごうとして皮脂腺が過剰に発達し、

より大量の皮脂が分泌されるようになります。

皮脂を落とす目的のシャンプーによって、さらに多くの皮脂が出てくるようになる

という悪循環に陥ってしまうのです。

さらに、皮脂腺が発達しすぎると、本来毛髪に回るはずだった栄養が皮脂腺にいってしまい、

髪は栄養不足の状態になってしまいます。

こうなってしまうと、髪は細く短い「産毛」のような毛が増えることになり、薄毛が進行していくのです。

「皮脂腺の発達による毛髪の栄養不足」が、

シャンプーが不要な理由1つめです。

新陳代謝が衰える

シャンプーをしすぎると、成分に含まれる界面活性剤が頭皮のバリアを壊して、

頭皮の新陳代謝を阻害してしまいます。

凡才
凡才

界面活性剤という言葉は、

高校の化学の授業で聞いた記憶がある方もおられるのではないでしょうか

頭皮も含めて、人間の皮膚の表面には、

外部からの異物を防ぐと同時に水分の蒸発を防ぐバリア機能があります。

このバリアを構成しているのは、

  • アミノ酸を主成分とした水溶性の天然保湿因子を含む、死んだ角質細胞
  • セラミドが主成分の脂溶性の細胞間脂質

で、これらが交互に積み重なってバリアを形成しています。

凡才
凡才

イメージするなら、

レンガ(角質細胞)とモルタル(細胞間脂質)のようなものです

レンガ

シャンプーなどに大量に含まれる「界面活性剤」は、このバリア機能を破壊してしまいます。

バリア機能を形成している角質細胞と細胞間脂質の両方を溶かしてしまうのです。

バリアが失われると保湿ができなくなり、

頭皮は乾燥して、細胞の再生が困難になってしまいます。

本来、このバリア機能は壊れてしまっても、3~4日経過すると自然に再生します。

しかし、ほとんどの方が毎日シャンプーしていますし、

人によっては日に複数回している場合もあります。

こうなるとバリアは再生することができず、頭皮は常に砂漠のような干からびた状態になります、

そして新陳代謝が止まって、新しい細胞が生まれなくなり、

頭皮が薄くなっていくのです。

頭皮が薄くなるのと、髪のトラブルって何か関係あるの?

と思われるかもしれませんが、関係あるのです。

土

髪は畑にできる作物のようなもので、

やわらかい土(頭皮)に根(毛根)をのばして「太く」「かたく」「長く」成長していきます。

ところが頭皮が薄くなるとすぐに硬い岩盤(頭蓋骨)に当たってしまって、毛根が十分に成長できず、

生えてくる毛も「柔らかく」「短い」毛になっていきます。

凡才
凡才

参考書の著者である宇津木さんは、治療のなかで頭皮の切開をすることがあるそうですが、

驚くほど頭皮が薄くなっている方がおられるとのことです。

そしてそういう方の多くは潔癖症で、

  • 日に何度もシャンプーをしている
  • たっぷりのシャンプーで長時間洗い続ける
  • 1回の洗髪で2度以上シャンプーをする

ような傾向があるそうです

シャンプーを多量に、長時間使えば使うほど、

頭皮は薄く髪は細っていく傾向があるということです。

これがシャンプーが不要な理由2つ目です。

有害成分の存在

先ほども紹介した、シャンプーに含まれる「界面活性剤」には、

強い「細胞毒性」があると言われています。

これは細胞に直接ダメージを与えて何らかの影響をもたらす毒性のことです。

再び、毛髪と毛根の概略を示します。

(出典:Dクリニック東京 PLUS)

皮脂腺の下にある少し膨らんだ部分、バルジ領域と呼ばれる部分に、

「毛根幹細胞」というものが存在していることが分かっています。

毛根幹細胞は、毛髪の元となる「毛母細胞」や「毛球」を作り出す

いわば「髪の源流」ともいえる細胞です。

上の図は概略なのでデフォルメされていますが、

位置関係として

  • 毛母細胞:頭皮から3~4mm
  • 毛根幹細胞:頭皮から1~2mm

にあります。

より頭皮表面に近い位置にある毛根幹細胞が

シャンプーの細胞毒性の影響を大きく受けることになるのです。

長期間細胞毒性にさらされた毛根からは、毛は十分に発育できません。

結果、毛が生えてこなくなったり、産毛のような毛しか生えてこなくなったりします。

そうはいっても、市販されているってことは国の基準を満たした製品でしょ?

安全性については問題ないんじゃないの?

と思われた方もおられるかもしれません。

しかし、残念ながらそもそも国の基準が適切に設定されているのかも怪しいのです。

シャンプーや化粧品などには「表示指定成分」と呼ばれるものがあります。

これはアレルギーや肌トラブルの原因となる可能性があることから、

薬事法によって商品への表示が義務付けられている成分のことです。

日本では102種類(+香料)が指定されています。

しかし、この表示指定成分

アメリカでは約800種、ヨーロッパに及んではなんと約5000種も指定されています。

世界的には危険性が認識されていながら、

日本では何の注意も向けられずに配合されている成分が、

少なくとも約700種類以上あるのです。

また、2001年の薬事法改正により、

商品に配合している全成分を表記することが義務付けられましたが、

専門知識のない我々一般人からすれば、成分の名前だけ書かれても

それが指定成分なのかは判別がつきません。

さらに、「配合量が多い順に記載する」というルールだけで、

具体的にどれほどの量が含まれているかは調べようがないのです。

凡才
凡才

穿った見方ではありますが、

とりあえず全部の成分を表示しておけば、

メーカーとしては将来何か弊害があっても

「全部分かったうえで購入しているのだから、消費者の自己責任」

という言い分も通ってしまいます

さらに、シャンプーには強力な防腐剤が配合されていることも

頭皮や毛根にダメージを与える要因です。

シャンプーに多く利用される「パラベン」と呼ばれる防腐剤が頭皮の常在菌を殺してしまうのです。

でも、菌なら殺菌した方がいいんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、

頭皮の常在菌は皮脂や汗を食べて、頭皮を弱酸性に保つことで

雑菌やカビなどの侵入を防いでくれている「仲間」とも呼べるものです。

この常在菌をシャンプーで殺菌し続けていると、

マラセチアによる皮膚炎をおこしたりといった影響も考えられます。

以上が、「シャンプーが不要な理由」3選です。

まとめ

今回は、シャンプーが不要な理由3選について紹介しました。

シャンプーが不要な理由
  • 皮脂量が増える
  • 新陳代謝が衰える
  • 有害成分の存在

こうやって見てみると、シャンプー使い続けるの不安になってきた…

凡才
凡才

必ずしもシャンプーをやめる必要はないと思いますが、

上のような影響を及ぼす可能性があることは

もっと多くの方が知っておくべきだと思います!

以上、凡才でした。

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