こんにちは、凡才です。
前回は、やるべきことを後回しにしない方法として、「逆算スケジューリング」を紹介しました。
目標達成のためには、逆算スケジューリングが有効であることをイメージしていただけたのではないでしょうか。
さて、いざ目標を立てたとしても、
思った通りの状況にならなくて諦めてしまったことはありませんか?
例えば、「明日の朝からジョギングを始めよう」と思っていたのに、
雨が降ったため初日から決心が崩れてそのまま諦めてしまった。
という様なことです。
このような出来事の対策として、今回は「プランB」について紹介します。

目標のための行動を起こそうとしても、
予想外のことばかり起きてうまくいかない…

自分の想定通りにならないと、もういいやって後回しにしちゃいます
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。
引き続き参考書は、「後回しにしない技術」です。
「プランB」で突発事態に備える

はじめに結論です。
目標達成の行動を後回しにしないためには、
常に突発事態を想定して、「プランB」を用意しておく
ことが有効です。
「プランB」とは別名「バックアップ・プラン」とも呼ばれますが、
「本来やりたかったことができなかったときのための代案」という意味です。
車が普及した昨今、毎日どこかで交通事故が起きていますが、
交通事故を起こした人たちがよく言うのが「予測できなかった」という言葉です。
ほとんどの交通事故は、周囲の状況に対するドライバーの判断ミスと、対応策の不足が原因なのです。
目標に向かって努力するときも同様で、
実行したことを途中で諦めたり、ビジネスでトラブルが起こるのも、
大部分は突発的な事態に備えていなかったことが原因になります。
残念ながら、どんなに気を付けても突発的事態は常に起こる可能性があります。
完全に避けて通ることは不可能でしょう。

予想外のことは「起きて当然」ぐらいの心づもりが必要なのです
そこで決心を揺らがせないためにも、第2、第3のプランを用意して、
目標への行動から外れることがないようにしておくのです。
プランBの3つの機能

プランBを立てることには、主に以下の3つの機能があります。
- 予測可能性(Predictability):突発事態を予想する習慣を持つことで、不確実性への不安感が和らぐ
- 制御可能性(Controllability):予想される突発事態への対策を立てる過程で、状況と自分自身をコントロールする力が増強される
- 生産性(Productivity):どんな状況においても後悔と損失を味わう機会が減り、成果と満足感を味わう機会が増える
プランBを立てるようになると、
起きるかもしれない突発事態を予測する力が鍛えられますし、
実際に突発事態が起きてしまっても、冷静に対処できるので対応力が上がります。
さらには突発事態に対処できたことが自信につながり、自己肯定感を高めることまでできてしまうのです。
いいことずくめなので、ぜひ目標を立てるときは、プランBも合わせて考えるようにしましょう。
例えば週4回ジョギングをするという目標(プランA)を立てたら、
関連した突発事態を考えて、代案(プランB)も立てておきます。
ジョギングしようと思って
雨が降った → フィットネスクラブに行って運動する
フィットネスクラブが休み → 家で腕立て伏せとヨガをする
こうして代案を立てておけば、計画がくるってもすぐ次の計画が始動します。
途中で諦めたり、後回しにする言い訳を考えなくていいのです。
まとめ
やるべきことを後回しにしない技術として、「プランB」を紹介しました。
常に突発事態を予測して、代案(プランB)を用意する

自分の身に起こることは選べません。
しかし、起こりそうなことを予想して対策を立てるのはいくらでもできます
ぜひ「プランB」を活用して、目標にむけて「やるべきことを後回しにする」自分と決別しましょう。
以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
コメント