【ビジネスの鉄則】タルムード説話「ナポレオンと2匹のニシン」の教訓

ナポレオンと2匹のニシン お金

こんにちは、凡才です。

世界的な成功者や大富豪が多いユダヤ人の秘密、

「タルムード」の説話を紹介するシリーズです。

今回紹介するのは「ナポレオンと2匹のニシン」というお話です。

これは子どもより、大人が学べるタイプの説話です。

この記事がためになる人
  • 大きな利益を追い求めている人

興味がある方はお付き合いください。参考書は以下です。

ユダヤの教え タルムード 説話集
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「ナポレオンと2匹のニシン」のあらすじ

fish

早速あらすじを見ていきましょう!

ナポレオンと2匹のニシン 1

かのナポレオンがヨーロッパを手中に収めたとき、

征服した国の協力者にこう言いました。

ナポレオン
ナポレオン

お前たちに褒美をとらせる。何が欲しいか申してみよ

すると、それぞれの国の者は以下のような希望を述べました。

  • フランス人「ワイン畑とワイン工場が欲しい」
  • ドイツ人「麦畑とビール工場が欲しい」
  • イタリア人「小麦畑とおいしいパスタの工場が欲しい」
  • ユダヤ人「ニシンを2匹だけ欲しい」

このうち、ユダヤ人の願いは即座に叶えられ、ユダヤ人はニシンをもらって帰りました。

ほかの国の者は、

「せっかくナポレオン様が褒美をくれるというのに、ニシンなんてちっぽけなものをもらって…

ユダヤ人は愚かだな」

と噂し合いました。

えぇ!せっかくご褒美もらえるのにニシン2匹!?

それは確かにもったいない…

財宝とか土地とか、もっといいものあっただろうに

凡才
凡才

気持ちはよくわかります

私も褒美をもらえるなら、とりあえずお金欲しいっていうかも(笑)

さて、ニシンをもらって帰ったユダヤ人ですが、

果たしてこれはどんな結末になるのでしょうか。

続きを見ていきましょう。

ナポレオンと2匹のニシン 2

この褒美の話があってすぐ、ナポレオンは戦に敗れ、

過去の栄華は見る影もないほどに没落していった。

結局、褒美をもらえたのはユダヤ人だけで、

ユダヤ人を笑った他国の者は、何ももらうことができなかった。

「ナポレオンと2匹のニシン」の教訓

さて、あなたはこの説話を読んでどんなことを感じましたか?

どんなことを学べそうでしょうか。

あくまで一例ですが、「ナポレオンと2匹のニシン」の教訓を紹介します。

欲張らずに小さい利益を繰り返せ!

coin

このお話のポイントは、ユダヤ人が希望したものが

「すぐに実現してもらえる」範囲のものだった、ということです。

人はどうしても、大きな利益を求めてしまうので、

感覚としてニシン2匹では物足りないと感じる方が多いと思います。

しかし、結果を見ると願いを実現させたのはユダヤ人だけでした。

ここから得られる教訓は「小さな利益を繰り返せ」というものです。

大きな利益はもちろん夢があって魅力的ですが、

それ相応の労力や時間を必要とします。

果たして相手が、その労力や時間を使える相手なのか

を見極めることが必要です。

これはビジネスにも応用できる考え方で、

例えば、初めて一緒に仕事をするお客さんなどに対しては

利益控えめに見積もりを出すなどが当てはまります。

いやいや、利益減らしちゃダメでしょ!

という気持ちもわかりますが、

ビジネスで取引開始初期の案件というのは、

「信用に足る相手なのか、大きな利益への労力と時間を使えるのか」

の見極めとなることが多いです。

大きな利益を求めると、見積もり段階で切られることも少なくありません。

だからこそ、「すぐにでも実現可能な範囲で利益をとる」という方針が有効なのです。

凡才
凡才

それに、最初の仕事を通して「信用に足る相手だ」と判断してもらえれば、

こちらから言わなくても、相手の方から大きな案件を打診されることも多いです!

サイドビジネスやフリーランスなどで、

なかなか良い案件が決まらないとお悩みの方は参考になる話ではないでしょうか。

まとめ

今回は、タルムード説話「ナポレオンと2匹のニシン」の教訓を紹介しました。

ナポレオンと2匹のニシン

ユダヤ人が望んだのはたった2匹のニシンだった

小さな利益を繰り返せ!

ちょっとハッとさせられるところがあったかも!

凡才
凡才

人間どうしてもデッカイ夢を見たいですからね!

現実をしっかり見て、

確実に狙いに行く利益と夢を見る部分のバランスを大事にしましょう

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おいしい魚料理を食べたら、ユダヤ人がニシンを欲しがったのにも納得!?かも。

ユダヤ人の選択にも納得

以上、凡才でした。

よろしければ次の記事もご覧ください。

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