こんにちは、凡才です。
前回は「早起きのトリガー」について紹介しました。
どのようなことで自然と早起きができるようになるか、を
イメージしていただけたのではないでしょうか。
今回は、早起きで捻出した朝時間の活用法についてです。

早起きしたはいいけど、どう使うのがおすすめ?

もっと集中力を高めたい
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。
引き続き参考書は、「頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き」です。
朝時間には「思考系タスク」がおすすめ

はじめに結論です。
朝時間の活用法としておすすめは、「思考系タスク」と「チャレンジ」です。
目覚めてから2,3時間は、最も効率よく脳が働く時間帯と言われています。
この時間を使って、思考力を必要とするタスクをやってみると、
案外スイスイと進んだりします。
例えば、
- 社内プレゼン用の資料作り
- デザイン案作成
- 長文読解問題
など、「まとまった時間」と「集中力」が求められる仕事や勉強に適しているのです。
また、苦手意識があって、もう一度チャレンジしたいことに取り組む、
というのもおすすめです。
朝起きてすぐは、晴れやかな気持ちです。
その気持ちの中であれば、疲れた夜より「チャレンジ」に対するハードルが下がります。
もしここで成功させて苦手意識を軽減できれば、それは今後の財産にもなります。
仕事や学校を終えて疲れた夜に比べれば、はるかにチャレンジに前向きになれるタイミングが朝時間なのです。
ぜひ積極的に活用していきましょう。
集中力を発揮する3つのコツ
朝時間は間違いなく生産性が高まる時間帯ではありますが、

どうしても途中で集中が途切れます…
という悩みを持たれる方も多いです。
いくら「脳のゴールデンタイム」であるとはいえ、集中を妨げるような状況だと、
集中力は持続しません。
そこで、高い集中力を発揮するためのコツを紹介します。
集中力を維持するためのコツは以下の3つです。
- タイムリミットを設定する
- 環境を変える
- 夜は充電に専念する
順番に見ていきましょう。
タイムリミットを設定する

長時間集中するときに有効なのが、「時間を短く区切って、集中を途切れさせない」ことです。

例えばマラソンでも「42kmを6時間以内」と言われても途方に暮れてしまいますが、
「あと5kmを□分以内で」と短く区切って関門を設けられると、
そこを目指して集中して走れるわけです
これと同様に、
小さな締め切りを設定して短距離走を繰り返すイメージで行うと、集中しやすいです
「この問題は10分以内で解こう」「この資料は30分でまとめよう」のように、
ゴールに向けた小さな関門を、意識して設定するようにしましょう。
キッチンタイマーを使うのもおすすめです。
環境を変える

皆さん実感していただけると思いますが、家は集中力を妨げるものがたくさんあります。
朝起きてからバタバタしなくていいように、部屋や机を片付けてから寝る、という基本が重要です。
必要でないものは、視界に入らないのが理想です。
意志で誘惑に打ち勝つのではなく、そもそも意志の力を使わなくてもいい環境に身を置きましょう。
おすすめはカフェで作業をすることです。
カフェでは持参したもの以外は触れませんし、適度にざわざわした環境で、集中しやすいです。
「図書館の方がいいんじゃないの?」と思われる方もおられるかもしれませんが、
実は静かすぎる場所よりも、適度に騒音がある方が集中しやすいと言われています。

無音よりも雑踏があってガヤガヤしていた方がいいんですね
確かに静かな場所だと、大きい音を立てないように常に気を張りますからね。
カフェでは意図的に大きな騒音でも立てない限り、周りに迷惑がかかることはそうないでしょう。
とはいえ、もちろん図書館の方が集中しやすい方もおられると思いますので、それはご自分の好みで使い分けてみてください。
ぜひ、周りにある集中しやすい環境を活用してみましょう。
夜は充電に専念する

学校や仕事で疲れた夜に、集中しようと思っても、効率は上がりにくいです。
それよりも朝時間にやると決めて、夜はしっかり休むことに専念すると、
翌朝シャキッとして生産性高く物事に取り組めます。
また、平日の朝は気の緩みがちな土日よりも圧倒的に集中でき、効率よく進められます。
さらに、朝しかやらないと決めると、「その時間にやり切ろう」という意識が働き、
時間の制約がより高い集中力を維持させてくれます。
気分が乗らないときの対策


せっかく早起きしても、やる気が出ないときがあります…
どうすればいいでしょうか
これは朝時間を活用し始めた人が必ずと言っていいほどぶつかる課題です。
こんな時に注意したいのが、決して「自分はダメな奴だ」「意思が弱いんだ」と自分を追い込まないようにすることです。
誰にでも起こりうることなので、深刻に考える必要はありません。
そんなときの対処法は
やりたくなる環境に身を置く、もしくはハードルを下げてサッと終わらせられるタスクに取り組む
のがおすすめです。
例えば、図書館やカフェに行ってみる。
ブログを書こうとして気乗りしなかったら、
これまで書いた記事を読み返してみる、といった感じです。
すぐに終わらせられるタスクでも、本来の目的と関係することをしていると、
「せっかくだし少しやっておこうか」という気になって、エンジンがかけられるのです。
タスクも自転車と同じで、走りはじめに一番力が必要です。
逆に言えば、簡単なタスクでも何でもスタートしてしまえば、そのまま集中できてしまうのです。
まとめ
今回は、「朝時間の活用法」について紹介しました。
朝時間はまとまった時間と集中力が必要な「思考系タスク」に最適
さらに、集中力を発揮するコツと気乗りしないときの対処法も紹介しました。
- タイムリミットを設定する
- 環境を変える
- 夜は充電に専念する
気乗りしないときは環境を変えるか、簡単なタスクから始めてみる
ぜひ朝時間を有効に使って生産性高く、目標に向かって頑張ってみましょう。
これまで全5回にわたって、早起きによる朝時間の活用について紹介してきました。
自分の時間が取れなくてモヤモヤしている方の参考になれば幸いです。
参考書には、他にも朝時間の活用例が紹介されています。
気になった方はチェックしてみてください
以上、凡才でした。
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