こんにちは、凡才です。
脱シャンプーの概要について以下の記事で紹介しました。
そして、シャンプーを使うことによる影響と
脱シャンプーのメリットをそれぞれ解説してきました。
今回は、いよいよキモとなる「水洗髪(湯シャン)の方法」について紹介していきます。

脱シャンプーしてみたいから、やり方が知りたい

注意点とかもあるの?
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。
参考書は以下です。
水洗髪の5つのポイント
はじめに結論です。
水洗髪のポイントは以下の5つです。
- 思い立った時がはじめ時
- 徐々に慣らしていく
- 水温は34~35℃
- 指の腹で優しく洗う
- ドライヤーは最小限に
順番に見ていきましょう。
思い立った時がはじめ時

水洗髪やってみたいけど、いつ頃から始めればいい?
という疑問をお持ちの方もおられるかもしれませんが、
答えは「今日から」です。
これまでの記事で、シャンプーによる頭皮と毛髪への影響を紹介してきました。
週に1日でも2日でもシャンプーを使わない日があれば、
だいぶ影響度は変わってきます。
一刻も早く水洗髪に切り替えて、シャンプーの影響を抑えましょう。
あくまでベストは「今日から始める」ですが、

でも汗っかきだし、べたついたりして仕事に影響出たら嫌だな
という方には、始めやすいタイミングを紹介します。
- 春、秋、冬(汗をかきにくい気温のとき)
- 長い連休中
水洗髪を続けていれば、正常に戻っていきますが、
水洗髪を始めたばかりのころはどうしても
皮脂腺が大きくなって過剰な皮脂が出ている影響で、
頭皮のべたつきやニオイが気になったりします。
これを軽減することを考えると、
もともと皮脂や汗が出にくい春、秋、冬あたりの季節が始めやすいです。
また、周囲の目や反応が億劫なら、
長い連休を利用して始めるのもおすすめです。
徐々に慣らしていく
いきなりシャンプーを絶って、完全水洗髪に移行できればいいですが、
長年シャンプーに慣れてきた私たちには厳しいところがあります。
そこで、おすすめは徐々に水洗髪に慣らして、
シャンプーの頻度を減らしていく方法です。
例えば、毎日シャンプーしていたのを「2日に1回」「週に2回」にしてみるといった、
無理なく続けられる頻度からチャレンジしてみると挫折しにくいです。

いきなりシャンプーゼロにしても、
べたつきに耐えられなくて挫折しては意味がありません
多少時間がかかっても、継続できるやり方で挑戦しましょう
水温は34~35℃

人間の体温の平均は36~37℃ですが、
皮膚表面の体表温度は大体34~35℃と言われています。
これは、体表温度は外気温などの影響を強く受けるためです。

紛らわしいですが、
体温:体内の温度(体温計で測る)
体表温度:皮膚表面の温度(サーモカメラで見る)
ようなイメージです
皮脂はこの体表温度において、液体の状態で皮膚表面に出てきます。
ということは、34~35℃の水温で十分洗い流せるということです。
水温が低すぎると皮脂が流れていきませんし、逆に高すぎると頭皮の乾燥に繋がります。
季節によって不快でない温度に調整して使えば大丈夫とのことですが、
34~35℃を基準に試してみてください。
指の腹で優しく洗う

洗髪は指の腹で、軽く洗うようにしましょう。
豆腐の表面をなでるようなイメージで良いようです。
力を入れすぎたり、爪を立てると頭皮が傷ついて炎症を起こすこともあるので注意してください。
ロングヘアの方は、ブラシで梳かしながら流すか、手ぐしをしながら流していくと良いです。

洗髪用のシリコンブラシみたいなの売られてるけど、
あれ使えばいいんじゃないの?
手洗いだけだと不安…
と思われる方もおられるかもしれません。
しかし、「洗髪の道具として指の腹以上のものない」と参考書の著者も断言されています。
下手にブラシを使うと、頭皮を傷つけかねません。
指だけで洗浄力に問題はないので、
優しく洗うように心がけましょう。
ドライヤーは最小限に

洗髪後に髪を乾かす際にも、ポイントがあります。
ドライヤーはなるべく最小限になるようにしましょう。
そのためにまず、タオルでできるだけ乾かしておきます。
乾いたタオルで軽く押さえるか、たたくかで水分をしっかり吸わせましょう。
そのうえで気にならないようであれば、ドライヤーは使わない方がベターです。
髪が長い方は早めに乾かさないと風邪や髪が切れやすくなる原因になったりするので、
全く使わないのは難しいと思いますが、
短髪の方は、使わない選択肢もアリです。
ドライヤーの一番の問題は「熱」です。
毛髪はケラチンというタンパク質でできており、
60℃以上になると変性してしまいます。
濡れてしまった紙を乾かすとき、
自然乾燥させる場合とドライヤーで乾燥させる場合をイメージしてください。
自然乾燥ではしわが残る程度ですが、ドライヤーで急激に乾燥させると、紙はめくれあがってしまいます。
これと同じことが毛髪のケラチンでも起こり、
しかも、めくれ上がった隙間から潤いが逃げて行ってしまうのです。
ドライヤーを使うときは、この弊害をできるだけ抑える必要があります。
そのために、以下のようなポイントを意識して行いましょう。
- 髪を持ちあげて、髪の根元から先に乾かす
- 温風と冷風を交互にあてる
- 1か所に集中してあて続けない
- 髪から15cm程度離す
- 目安はショートヘア1分以内、ロングヘア5分以内
そして、ドライヤーの仕上がりは地肌は完全に乾いて、
毛先は少し湿っているぐらいの状態でやめるのが基本です。
以上が、水洗髪の5つのポイントです。
無理して挫折しては意味がないので、
2日に1回にしてみる、涼しい季節から始めてみる、
など負担にならない範囲で徐々に慣らしていきましょう。
まとめ
今回は、水洗髪のポイント5選について紹介しました。
- 思い立った時がはじめ時
- 徐々に慣らしていく
- 水温は34~35℃
- 指の腹で優しく洗う
- ドライヤーは最小限に

ポイントだけ押さえれば、そんなに難しくはなさそう!

むしろシャンプーを使わないことで、時短になりますし、
シャンプー・リンス代の節約にもなります
気になった方は、ぜひ今日からチャレンジしてみましょう!

私も現在チャレンジ中です!
以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
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