こんにちは、凡才です。
令和のスタンダードである「会社員+副業」というスタイルについて、
以下の記事で概要を紹介しました。
今回は、「副業の選び方」について紹介します。
まずは避けた方がいい副業の特徴について紹介した後、
あなたに合った副業ビジネスの見つけ方として「自分の棚卸し」について説明します。

すぐに副業で稼ぎたいから、本業の定時後にバイトでもしようかな

副業を始めたいけど、特に好きなことも得意なこともない…
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。
参考書は以下です。
こんな副業は避けよう!3つのポイント

基本的に自分の好きなこと、得意なことを副業にすればいいのですが、
すぐに思い浮かばないという方もおられるでしょう。
そんな方に、まずは「これにあてはまったらやめた方がいい」という
ポイントを3つ紹介しておきます。
- 自分で時間調整できない
- 単純労働
- 在庫が必要
順番に見ていきます。
自分で時間調整できない

主にアルバイトです。
誰かに雇われている状態は、自分の都合で時間を調整することができません。
ただでさえ会社員は、本業で時間をある程度縛られています。
ここにプラスしてさらに時間を拘束されると、
副業が予定より長引いて睡眠時間が削られ、次の日の作業に身が入らないなど、
本業に悪影響が出る可能性もあります。

一方で、このような時間制のアルバイトは
「すぐに始められて、即金性が高い」という魅力もあります。
そのため、このような時間に縛られる副業をするときには、
「○○円稼げるまで」という明確なゴールを決めて、
期間限定という気持ちで取り組むと良いです。
単純労働

これも1つ目のポイントとかぶってくる部分ではありますが、
すぐに1人前になれるような単純労働の副業もやめておきましょう。
例えば、アンケート回答、データ入力、音声の文字起こしなどのことです。
副業の魅力の一つに、お金だけでなく「スキル・経験が身につく」ことが挙げられます。
例えば、
- 自分のビジネスを宣伝するPR能力、自己発信力
- 問い合わせに対応するコミュニケーション力
- 報酬額を調整する相場観
- 会社に頼らず「個人の力」で稼ぐ経験
などを磨くことができるのです。
その点、単純労働の副業では身につくスキルはかなり限定的です。
また、すぐに1人前になれるということは人の替えが効くので、
個人の人材価値もほとんど上がりません。
以前、別の記事でも言いましたが、こういう副業をするくらいなら、
本業で残業時間延ばした方が周りの評価も上がるし、リスクも少ないです。
在庫が必要

最後のポイントは在庫が必要な副業です。
いわゆる「せどり・転売」などが当てはまります。
避けたい理由は単純で「出費が先になると、金銭的リスクが大きいから」です。
もちろん、どんな副業でも最低限の初期投資は必要ですが、
(例えば、ブログのサーバー代や勉強のための書籍費用、持っていなければPC代など)
常に在庫を抱える必要がある副業は、在庫が捌けなければ損をしますし、
今の在庫が捌けても次の在庫を仕入れないと利益が継続しません。
せどりも即金性が高いので、副業初心者におすすめされる方もいますが、
常に在庫リスクがあるという点は認識しておきましょう。

あと、すごく個人的な意見としては、
「せどり」と「転売」の線引きがイマイチ腹落ちしないので、
せどり副業はやりたくないし、おすすめしません
以上が「避けた方がいい副業のポイント3つ」です。
重複する部分もありますが、以下の記事も参考になります。
自分に合った副業の見つけ方
では、避けるべきポイントを確認できたうえで、
自分に合った副業の見つけ方について紹介します。
まず、理想の副業は、
あなたが得意なこと、興味があること
を副業にすることです。
多くの場合、副業は始めてから収入が得られるまでに
ある程度の期間無収入の状態が続くものですが、
自分が好きなこと、得意なことであればたとえ収入にならなくても
モチベーションが持続しやすいからです。

でも、これといって好きも得意もないんだけど…
という方もおられるかもしれません。
そんな方は、これから紹介する「自分の棚卸し」を試してみましょう。
自分の棚卸しの種類

仕事でやったことがある方も多いと思いますが、
「棚卸し」とは、今ある在庫を確認して資産を計算する作業です。
これを会社ではなく、あなた個人について行っていきます。
まず、「仕事」「プライベート」という2つの場面を分けて考えます。
このうち最初に行うべきは「仕事の棚卸し」です。
なぜなら、仕事の中から副業のタネを見つけた方が、
本業とのシナジー(相乗効果)を生みやすいからです。

副業をやるほど、本業でも評価される
という嬉しい状況が狙えるわけですね。
仕事の棚卸し
それでは、まず仕事の棚卸しからやっていきましょう。
やり方はシンプルな3ステップです。
- あなたが職場でやっている業務を細分化する
- 仕事がある日のあなたの行動を時間軸で書き出す
- 上で挙げた要素のうち、これは好きかも、これは苦じゃないといったポジティブな気持ちになれるものに○を付ける
最終的に○がついた要素が、あなた独自の副業のタネになります。
試しにやってみましょう。
まず、職場でやっている業務を細分化します。
例えば、筆者の場合は以下のような感じです。
受注管理、メール返信、スケジュール調整、電話対応、図面作成、3Dモデル作成…
次に、仕事がある日の行動を時間軸で挙げてみます。
起床、準備、通勤、朝礼、客先訪問、昼食、測定、ミーティング、帰宅…
そして最後に、ここまで上げた要素から、ポジティブな気持ちになれるものを厳選します。
図面作成、3Dモデル作成、昼食
これらから、例えば以下のような副業が思いつきます。
- 自分のオリジナル商品を作りたいけど、図面が書けない人向けに図面化を行う
- 2次元デザインの3D化を請け負う
- 料理に特化した3Dコンテンツを販売してみる…
稼げるかどうかは抜きにして、興味がありそうな内容が浮かんできました。
皆さんの場合はどうでしたか?
プライベートの棚卸し
プライベートの棚卸しでも、基本的なステップは仕事の棚卸しと変わりません。
ただ、考える基準が休日や平日の帰宅後など、
プライベートな時間になるというだけです。
- 平日の仕事外の時間でやっていること、休日にやっていることを細分化する
- それぞれ時間軸で考えて挙げてみる
- ポジティブな気持ちになれる要素を○してみる
ここでは具体例は割愛しますが、
些細なことでも構いませんのでここ1か月くらいでやったこと、行った場所、
話した内容など思いついたことをどんどん書き出していきましょう。
以上が、「自分に合った副業の見つけ方」である
「自分の棚卸し」についての紹介です。
改めて要素を並べてみると、普段なかなか思いつかないような組みあわせが
見えてきたりします。
副業にできることがない、とお悩みの方はぜひお試しください。
まとめ
今回は、「副業の選び方」について、
「避けた方がいい副業」と「自分に合う副業の見つけ方」に分けて紹介しました。
- 自分で時間調整できない
- 単純労働
- 在庫が必要
- 自分が好きなこと、興味あることを最優先
- 特に好きも得意も思いつかない人は、「自分の棚卸し」をしてみる

早速、棚卸しやってみよう!

もし仮に、やってみた副業で稼げなくても、
「自分の棚卸し」などの経験は無駄にはなりません
自分を知ることにもなりますので、おすすめです
ちなみに、具体的にどんな副業があるかに興味が湧いた方は、
以下の記事が参考になります。
以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
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