【ごっそり節約】FIREに向けた支出の減らし方6選

支出の減らし方 お金

こんにちは、凡才です。

FIRE達成に向けたポイント5つを以下の記事で紹介しました。

今回はその第3弾、「支出を減らす」ポイントについて紹介します。

貯金したいのになかなか貯まらない…

どんなところから支出を見直せばいいの?

という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。

参考書は以下です。

支出の減らし方6選

はじめに結論です。

今回紹介する「支出を減らすための行動」は以下の6つです。

  • 収入が増えても支出を上げない
  • 家を持たない
  • 保険を見直す
  • 車の必要性を考える
  • 通信費を見直す
  • 家計簿をつける

順番に見ていきます。

収入が増えても支出を上げない

これはどちらかというと、行動というより心構えの話です。

前回の記事で紹介した方法で、どれだけ収入が増えても、

同じだけ支出も増えたら資産形成は全く進みません。

しかも1度上げてしまった生活水準はなかなか元に戻せません。

どれだけ収入が増えようと、

比例するように支出を上げるのには注意しましょう。

せっかく収入が増えても、ケチケチした生活をしろってこと?

凡才
凡才

そういうことではありません!

大事なのは、メリハリとバランスです

例えば、「月に1回ぐらいちょっといい店で外食しよう」という様な

心を豊かにする支出も必要です。

しかし「これからは国産ブランドの食品しか買わないようにしよう」というのは明らかに

支出額と満足度という面でバランスが取れていないように感じますし、

毎回の買い物のこととなれば、メリハリもありません。

生活の満足度は維持しつつ、いかに支出を抑えるか。

このメリハリとバランスが大切なのです。

家を持たない

家

「マイホーム」か「賃貸」か。

資産形成を考えるうえで必ずと言っていいほど議論される話題ですが、

本記事では「賃貸」をおすすめします。

理由はただ1つ、

マイホームでは、変化に対応しにくいから

一般的にマイホームだと35年ローンを組んで購入される方が多いと思います。

しかし35年という時間の中で、

どんなライフイベントやライフスタイルの変化があるかは誰にも分かりません。

収入が減るかもしれないし、勤務地が遠くになるかもしれない、

親が同居したいと言ってくるかもしれない…

考え出したらキリがない話ではありますが、マイホームを購入してしまうと、

このような変化に対応することが難しくなります。

賃貸なら「家賃の負担が大きい」と感じたり、「立地が不便」だと感じたら、

良い条件の物件に引っ越せばいい話なので対応しやすいです。

でも「自分の城を持ちたい」っていう夢がどうしても叶えたくて…

凡才
凡才

もちろん、マイホームが欲しいという方の考えを否定するつもりはありません。

ただ、「世間体が気になるから」といった見栄や体裁を基準にするような決め方は、

後悔する可能性が高いので注意してください

保険を見直す

日本人は世界的に見ても保険好きと言われています。

2020年実績で見ても、アメリカ、中国に次ぐ世界3位の市場規模を持っています。

しかし、周りの保険加入者を見ても、

「内容はよくわからないけど、不安だから」

「保険会社の人がおすすめしてくれたプランに契約した」のように、

内容をよく理解せず、言われるままに加入してしまっている人も多いです。

必要のない保険の月々の保険料は、積み重なると大きな支出になります。

しっかり内容を吟味して、必要のないものは思い切って解約しましょう。

いらない保険なんてあるの?

凡才
凡才

そもそも、養う家族がいない独身1人暮らしであれば、基本的に民間保険は不要です

また養う家族がいて、保険に加入する場合も、

「掛け捨て型」保険1択です!

日本は国民皆保険があるので、

わざわざ追加で保険に入らなくても貯蓄で対応できる金額で十分に医療サービスを受けられます。

さらに「高額療養費制度」を使えば、高額な医療費がかかった時でも、

自己負担限度額を超えた部分は後から戻ってきます。

また、保険に加入するときは、

「掛け捨て型」保険にしましょう。

よく保険会社がおすすめしてくる「貯蓄型保険」はやめておいた方が無難です。

理由は単純に「月々の保険料が高いから」です。

毎月、必要のない保険料を支払い続けるのであれば、

掛け捨て型保険にして、余剰資金を銀行預金や資産運用に回した方が、

よっぽど手堅く資産形成ができます。

でも、親切にしてくれる保険販売員さんのおすすめだからなあ…

凡才
凡才

ちょっときつい言い方ですが、

お金を使ってほしいのだから、親切にするのは当たり前です

基本的に保険会社の人は、

「保険会社側が儲かる」方をすすめてくると思ってください!

「○○さんが言うから」と妄信せず、

「今の自分に必要か」「適正な保険料か」どうかを

自分で判断するようにしましょう。

車の必要性を考える

車

マイホームと並んで、よく議論の的になるのが「自家用車」の是非です。

参考書では、「生活に必須の環境でない限り不要」と述べられています。

なぜなら車は持っているだけで継続的に様々な費用がかかるものだからです。

ざっと考えただけでも、車を持たない場合と比較すると以下のようなお金が必要です。

車にかかる費用
  • 車両の購入費
  • 車検代
  • 駐車場代
  • 保険料
  • ガソリン代
  • 税金
  • 高速道路の代金 etc…

細かい計算は省きますが、参考書ではこれらを試算した結果、

20年間車を持たずに生活するだけで1284万円もの支出が削減できる

という結果になっています。

もちろんどの家庭にも当てはまる金額ではありませんが、

車の所有が家計にもたらすインパクトはそれだけ大きいということです。

また、生活に必要で購入するときも注意が必要なのが、

「その車、ほんとに新車の普通車である必要ありますか?」

ということです。

生活のための移動手段として割り切って購入するのであれば、

なるべくコストがかからない「中古の軽自動車」が最も合理的です。

考え方は人それぞれなので否定はしませんが、

マイホームのときと同様に

見栄や世間体といった、周りの価値観に流されて無駄なお金を使わないように注意しましょう。

凡才
凡才

ちなみに私は職場まで自転車で10分ほどの距離なので、

いまの生活が続く限り車を購入する気はありません

(勤め先は自動車業界の会社なので、

ことあるごとに「車はまだ買わんのか?」とつつかれますが…)

通信費を見直す

スマホ

毎月の家計負担が大きくなりがちなものが

「スマホの通信費」が挙げられます。

通信会社の窓口に行って、

言われるがままのプランに契約していると、

スマホ1台で毎月5000円超の通信費も当たり前です。

現在は「格安SIM」の選択肢がかなり幅広いですし、

キャリア3社も低価格プランを提供しているので積極的に乗り換えを検討しましょう。

また、盲点になりがちなのが「スマホ本体の価格」です。

Android端末は2~3万円程度から販売されていますが、

iPhoneになると、SEでもない限り6万~ぐらいが相場になります。

一方でOSに違いがあるとはいえ、

AndroidとiPhoneで基本的な機能に大差はありません。

違いが目立つと言えば、カメラ機能ぐらいのものでしょうか。

そう考えると、iPhoneを買うというのは

3万円ぐらいのスマホ内蔵高性能カメラをオプションで付けてる

みたいな感覚ですね。

凡才
凡才

そこに価格分の価値を感じるのであればiPhoneも検討の余地があります

特段こだわりや理由がないのであればAndroidの方が経済的です

ちなみに、日本ではスマホ利用者のおよそ60%がiPhoneユーザーですが、

世界的にはむしろAndroidユーザーが多数派で、

およそ75%の人がAndroidを使っているそうです。

家計簿をつける

家計簿

最後のポイントは、家計簿をつけることです。

家計簿ってつける意味あるの?

と感じる方もおられるかもしれません。

確かに家計簿をつけたからといって、それだけで支出が減るわけではありません。

凡才
凡才

あくまで家計簿の目的は

「収入/支出の全体像を把握すること」です!

例えば、家計簿なしに先月1か月間に使ったお金の金額を答えられる人はいないでしょう。

家計簿はお金の出入りの記録帳になるのです。

家計簿を見返してみることで、

「ここにこんなにお金使ってたのか」

「ここの出費はもう少し抑えられそうだな」といったように、

今後の予算計画を客観的視点で立てることができます。

結果として必要以上の支出が削られる、という流れです。

家計簿はつけようと思ってるけど挫折しちゃって…

という方もおられると思います。

挫折してしまう多くの方が、以下のような罠にはまってしまっています。

家計簿に挫折してしまう理由
  • 分類を細かくしすぎる
  • 1円のズレも許さない完璧主義になる

分類を細かくしすぎる

今まで家計簿をつけてこなかった人が、

いきなり「朝食費」「昼食費」「夕食費」と分けたり、

「野菜」「肉」「魚」といった分け方をすれば、挫折一直線です。

正直、ここまで細かな分類は家計改善の面でもさほど効果はありません。

最低限「食材費」「外食費」ぐらいの分類は必要でしょうが、

そこからあまりにも細かい分類はしない方が良いです。

無理なく続けられるようになってから増やしてもいいのですから。

1円のズレも許さない完璧主義になる

チェック

これはかなり多くの方が陥りがちな罠です。

レシートと通帳と財布の中身を照らし合わせて、

ピタッと金額が合う家計簿を作る…

もちろん正確であるに越したことはないのですが、

「家計の全体像を把握する」という目的においては、

10000円の支出だろうが9990円の支出だろうが大差はありません。

むしろ1円の誤差まで合わせようとすると、

数円数十円の使い道にウンウン悩むことになり、

結果として家計簿をつけるのが億劫になって挫折する

というパターンが多いです。

凡才
凡才

自販機だったり、友達といったランチで端数を出したりと、

小銭は記録に残らない場面で使うことが多いので、

すべての流れを記録しようと思うと結構な労力です

そこにこだわって挫折してしまうよりは、

大きな目的を意識して、多少大ざっぱでも続けることを目指しましょう。

家計簿を無理なく続けるには、なるべく手間をかけないことが大切。

そこでおすすめなのが、

口座の入出金やクレジットカード履歴を自動で記録してくれる

「Money Forward ME」です。

無料でも十分便利なアプリなので、ぜひお試しください。

以上が、支出を減らすための行動6選です。

繰り返しますが、今回紹介したのは一般論として「支出を減らすために効果的」なことですが、

価値観は人それぞれなので、

「マイホームは絶対買うな」

「車もいらない」

「保険入るな」

「iPhoneはダメ」

なんて否定するつもりは全くありません。

凡才
凡才

伝えたいのは、

「自分が本当に価値を感じるところに納得してお金を使いましょう」

ということです。

まとめ

今回は、FIREに向けて「支出の減らし方6選」について紹介しました。

支出の減らし方
  • 収入が増えても支出を上げない
  • 家を持たない
  • 保険を見直す
  • 車の必要性を考える
  • 通信費を見直す
  • 家計簿をつける

なんだか減らせる支出があるような気がしてきた!

凡才
凡才

まずは家計簿をつけてみて、

自分の支出を把握するところから始めてみましょう!

以上、凡才でした。

よろしければ次の記事もご覧ください。

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