【やっちゃダメ!】嫌われる人の話し方

ビジネス

こんにちは、凡才です。

前回は「また会いたくなる人の話し方」について紹介しました。

また会いたいと思われるためのテクニックについて、イメージしていただけたのではないでしょうか。

今回は第5弾として、「嫌われないために」気を付けるべきことを紹介していきます。

逆に、会話の時にこれはやめとけってことあるの?

どんな話し方が嫌われるの?

という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。

引き続き、参考書は「人は話し方が9割」です。

人は話し方が9割
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「好かれる」よりも、まずは「嫌われないこと」

bad-good

人の感情には快か不快のどちらかしかありません。

特に初対面において、相手があなたに抱く印象は、

「この人は感じが良いいな」「仲良くなりたいな」

「この人なんか嫌だな」「もう話したくないな」

のどちらかになってきます。

そのとき相手に悪印象を与えてしまうと、ゼロに戻すために相当な努力が必要になります。

話し方の上手な人は、一度人から嫌われるとリカバリーが難しいことを知っていて、好かれるより嫌われないことに注意を払っています。

その意味で、「嫌われないこと」は「好かれる」以前に大切なことなのです。

こんな話し方は嫌われる!

ここからは、嫌われる人の話し方の特徴を紹介します。

嫌われる話し方の特徴は以下の4点です。

  • 否定的なことを言う
  • 相手の肩書き・立場で話し方を変える
  • つっこんだ男女関係や下ネタ
  • お笑い芸人の真似事

順番に見ていきましょう。

否定的なことを言う

negative

例えば、

「私、犬が好きなんだけどさ…」→「俺、犬嫌いなんだよね」

といった余計な一言を言ってしまう人や、

「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」という4Dワードを連発する話し方です。

逆に会話で好かれる人は、たとえ自分にあてはまらないことでも相手の感情に寄り添った発言をします。

「私、犬が好きなんだけどさ…」→「そうなんだね、好きなんだね」

といった感じです。

否定的な言葉ばかり言っていると、「どうせ否定されるから…」と相手が本音で話してくれなくなりますし、最悪の場合、そもそも話しかけてくれなくなります。

自分の言葉を否定されていい気分になる人はいませんからね。

でも、口は悪いけどいい人もいるでしょ?

と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

思ってもいないことが口から出ることはないからです。

口から出るということは、頭でも相手を否定するようなことを考えているからなのです。

言ってしまえば、そういうことを考えるような人間性の人なのです。

凡才
凡才

例えるなら、オレンジからはオレンジの果汁しか出ないように、

考えてないことを口に出すことはないのです

残念ながら、否定的なことしか言えない人は世の中に必ず存在します。

どんなに本当のことでも、必要のない場面でむやみに相手を否定するのはやめましょう。

これは、ファシリテーションの記事でも紹介しました。

相手の肩書き・立場で話し方を変える

これはある意味、話し方がどうこう以前の問題ではありますが、話し方以上にあなたの印象を大きく左右します。

相手によって態度を変えるような人は絶対に好かれません。

目上の人を敬うのは当然のことですが、自分と同程度の立場もしくは目下の人に対してどう接するか。

人の本性はそういうときに現れます。

そして、意外とそういうところを周りの人はよく見ています。

日本では「お客様は神様」という言葉が独り歩きして、

店員やサービス担当者に横柄な態度をとる人がいますが、

そのような態度は、された側はもちろん、その場に居合わせた周りの人も不快にします。

そして同時に、直接話していない周りの人からの印象は最悪になります。

さなくてもマイナスになるのです。

ゼロの状態からプラスにはもっていきこそすれ、マイナスの印象からゼロにもっていくのは想像以上に大変です。

凡才
凡才

人の印象は、悪い方へはすぐに変わりますが、いい方へはなかなか変わらないからです。

あなたの株を下げるような、そんな愚かな態度は絶対にやめましょう。

ちなみに「お客様は神様」という言葉は、

”サービスを提供する(店員)側”がそういう気持ちで接客しましょう、という標語のようなものであって、”サービスを受ける(客)側”が自分で振りかざして威張り散らすための言葉ではありません。お金をサービスと交換しているだけで、どちらが上でも下でもありません。店員と客は対等な関係です。

つっこんだ男女関係や下ネタ

ここでのつっこんだ男女関係とは、「自分がいかに遊んでいるか」という話のことです。

周りが笑っているように見えても引かれていることがほとんどです。

下ネタも同様で、ある程度気心の知れた相手となら盛り上がるかもしれませんが、

距離のある間柄では控えた方がいいでしょう。

お笑い芸人の真似事

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「オチがない」と人を責める、いじる、勝手にボケてツッコミを求めるなど、お笑い芸人のような言動をする人がいます。

しかし、肝に銘じておかなければならないのは、「お笑い芸人は”プロ集団”である」ということです。

素人が真似しても、ただ場がしらけて終わってしまうこともあります。

特に「いじる」というのは、「いじられる」側も含め、それでお金をもらっているプロだけに許されるレベルの高いテクニックです。

TV番組でお笑い文化が浸透したこともあり、相手を「いじる」発言をする人が多いです。

しかし、これは結構リスキーなことです。

「いじられた」経験がある方ならわかるかと思いますが、

大抵「いじる」側は加減が分かっていません。

「いじり」で周りが笑ってくれたことに味を占め、どんどん言葉がエスカレートしていきます。

最初は笑って受け流せる程度だった「いじり」が、

いつの間にかただの悪口や暴言になって、傷ついてしまうことも少なくありません。

そうなってしまったら、それはただの「いじめ」です。

凡才
凡才

私も学生時代は「いじられる」ことが多かったので、経験があります

加減を考えずに「いじる」人の多くが、気づかないうちに誰かを傷つけている可能性があるのです!

どんなに周りが面白がっていても、言葉で相手を傷つけた時点で言った側が100%悪いです。

「悪気はなかった」などという言い訳は通用しません。

素人が安易に真似をすると、相手を傷つけかねないので、注意が必要です。

以上が嫌われる人の話し方の特徴です。

しかし、裏を返せばこれらをしなければ嫌われない、逆のことをすれば好かれるということです。

ぜひ、反面教師として覚えておいてください。

まとめ

今回は、嫌われないために気を付けることを学ぶため、「嫌われる話し方」を紹介してきました。

嫌われる人の話し方
  • 否定的なことを言う
  • 相手の肩書き・立場で話し方を変える
  • つっこんだ男女関係や下ネタ
  • お笑い芸人の真似事

意識せずにやってしまっていたこともあるな…

凡才
凡才

まずは知れたことが第一歩です!

いきなりは難しいかもしれませんが、すこしずつ改善していきましょう

ここまで全5回にわたって「人に好かれる話し方」について紹介してきました。

参考書には、これ以外にも会話術のノウハウが語られています。

気になった方はチェックしてみてください。

人は話し方が9割
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以上、凡才でした。

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