こんにちは、凡才です。
気軽に読める寓話を通して、
人生を豊かに生きるヒントを考えるシリーズです。
お子様への読み聞かせの題材として、
大人の方の肩ひじ張らない教材などとしてご利用ください。
今回紹介するのは「ラクダと棒きれ」という寓話です。
- 新しいことを始めてみたい人
- 新しいことを始めたいけど不安で1歩が踏み出せない人
という方に役立つ記事です。
ぜひ最後までお付き合いください。
参考書は以下です。
あらすじ

さっそくあらすじを見ていきましょう!
生まれて初めてラクダを見た人は、この未知の生き物から逃げ出してしまいました。
ところが、2度目に見たときは近づいてみることができました。
そして3度目に見たときは、勇気を出して近づいて手綱をつけることができました。
慣れというものはすべてをなんでもないものにしてしまいます。
恐ろしく奇妙に見えたものでも、続いてやってくると見慣れたものになるのです。
ついでにもう1つ別のお話。
海の見張りをしていた人たちが遠くの海上に浮かぶ何かを見つけて
「あれは強力な軍艦だ」と言いました。
しかし、しばらく経つと「あれは火船だ」ということになりました。
その後「小舟」「布の袋」となり、
最後には「棒きれ」ということになりました。

ラクダって遠くから見ると背中にコブがあったりで
ちょっと得体が知れない感じあるけど、
近くで見るとまつ毛ファッサーでかわいい顔してるよね


絶妙に何も考えてなさそうな顔がいいですよね!
「ラクダと棒きれ」の教訓
さて、この寓話から学べることは何でしょうか。

初めはおっかないことでも案外慣れればいけるもんだ
的なこと書いてあったね!

するどい!
それが今回の教訓のヒントになると個人的には思っています
私が思う今回の寓話の教訓は以下の2つです。
- たいていの場合、第1印象はあてにならない
- 慣れるためには行動を起こすことが不可欠!
たいていの場合、第1印象はあてにならない
ラクダの場合も棒きれの場合も、
初めて目にした人はビビり散らかしていました。
それと同じで、なにごとも初めは不安をかき立てられるものです。
皆さんもこんな経験ありませんか?
- 初対面の人があまり良い印象ではなくて「仲良くなれなさそう」に感じた
- 初めてのバイトや仕事で「こんな仕事自分にもできるのかな」と不安になった
ところが、今回のあらすじにもあったように、
たいていのことは「慣れればなんでもない」ことの方が多いです。
その意味で人の第1印象はあてになりません。
印象が良くない人ともふとしたことで仲良くなることがありますし、
仕事も慣れればあまり考えなくても手が動くようになるのです。
なので、第1印象でしり込みすることなく、
「そんなもんか」ぐらいで受け止めておきましょう。
慣れるためには行動を起こすことが不可欠!

私が強調したい教訓はこちらです!
さきほど「たいていのことは慣れれば何とかなる」とお伝えしましたが、
慣れるためには必ず行動が伴います。
寓話でも初めは怖かったラクダを何度も見に行ったからこそ慣れることができたわけですし、
ビビりながら遠くの海を見つめていたからこそ「棒きれだ」といえるまでになったのです。

ラクダをイメトレしてるだけでは、こうはいかないよね

実際に見に行く、という行動に大きな意味があります!
それと同じで、もしあなたが新しいことを始めたいと思っている場合、
行動せずにいくら脳内シミュレーションしても不安がなくなることはありません。
- 資格の勉強をしたいけど時間がなくなりそうで…
- 副業を始めてみたいけど自分にできるのか不安で…
- 転職を考えているけど自分に合った会社が見つかるとも限らないし…
と1歩を踏み出せずにいる方、
慣れるためにもまずは行動を起こしてみませんか?
ちなみに副業に関しては以下の記事も参考になります。
まとめ
今回は、寓話「ラクダと棒きれ」のあらすじとそこから学べる教訓を紹介しました。
ラクダはよく見りゃかわいいし、遠くに浮かんでる何かは慣れてみりゃ棒きれだった
- たいていの場合、第1印象はあてにならない
- 慣れるためには行動を起こすことが不可欠!

ところで日本でラクダに会える場所ってあるの?

ありますよ!
動物園で会えるところもありますし、
鳥取砂丘では雄大な景色をラクダに乗って観光できることで有名です
ちなみに、国内旅行ならJR・航空便とホテルがセットで予約できる
JTB国内ツアーの利用が便利です。
全国の宿に予約が可能なので、
ラクダスポットなどへの旅行を検討されている方は
ぜひチェックしてみてください!

以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
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