こんにちは、凡才です。
あなたは「心から老けこんだ」と感じることはありませんか?
これまで、いつまでも若々しくいるための
食事、運動、睡眠習慣について紹介してきました。
これら目に見える習慣ももちろん大事ですが、
目に見えないあなたの「精神」が老化の原因になることもあります。
そこで今回は、「老けない精神のもちかた」について紹介していきます。

周りの誰にも嫌われたくなくて、毎日気疲れがツラいです

いつもネガティブな気持ちになってます
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までご覧ください。
参考書は以下です。
老けない精神の持ちかた2選

はじめに結論です。
若々しくいるための気持ちの持ちかたは以下の2つです。
- 気持ち5割でつきあう
- 言葉とイメージで心を浄化する
順番に見ていきましょう。
気持ち5割でつきあう
優しくて周りに気配りできる人ほど、
人付き合いでの悩みは多いものです。

こんなこと言うと、嫌われるかな

なにか裏で悪口言われていないかな
と、精神をすり減らしてしまっている方もおられるのではないでしょうか。
しかし、どんな人格者であっても、
相手が100%満足するようなつきあいをし続けるのは不可能です。
中国の思想家、荘子の言葉に
「君子の交わりは淡き水のごとし、小人の交わりは甘きこと醴(らい)のごとし」
というものがあります。

「賢明な人は適度な距離を保って淡々とつきあうが、
器量の小さい人は甘酒のようなベタベタした関係を好む」
という考え方です。

周りから見ると「淡々としている」ぐらいが
ちょうどいいということです。
2000年以上前の人の言葉ですが、納得させられるものがありますね
気持ち5割でつきあうために、以下のような点を意識してみましょう。
- 負担になるような惰性のつきあいは断ってよい
- デジタルデトックスしてみる
- グチはこまめに吐き出す
負担になるような惰性のつきあいは断ってよい
あなたの周りの人間関係は良好ですか?
誰かの機嫌をうかがい続けて気疲れしたりしていませんか?
本当は乗り気じゃないけど、周りに流されて行ったお茶会や飲み会、
価値観が合わない相手に振り回されて言いたいことを我慢している関係など
自分が負担に感じるような惰性のつきあいは、
思い切って区切りをつけてしまいましょう。
周りの人間全員に好かれることはできないし、そんな必要もないのです。
あなたが一緒にいて楽しい人、負担にならない人を選べばいいし、
その人が1人しかいなかろうと、時間とともに相手が変わっても構いません。

小さいころに親によく言われたことですが、
「上っ面だけの友人100人よりも、
お前を本当に理解してくれる1人を大事にしろ」
いまだに人づきあいで意識しています。
デジタルデトックスしてみる

SNSを中心にデジタルは我々の生活に欠かせないものになりました。
一方で、SNSが原因となる人づきあいの問題も起こっています。
- LINEの既読、返信タイミング
- Twitter、Instagramのいいねや返信の有無
など、SNSならではの難しさともいえるものです。
「楽しみたい」「周りと繋がりたい」と始めたSNSも、
精神的な負担になると本末転倒です。
また、カナダで行われた研究によると、
SNSは体重増加や不健康な食行動(朝食を食べない、砂糖入り飲料の摂取)と結びつきやすい
という結果が報告されています。
SNSなどが原因で精神的に疲れを感じたときは、
「家に帰ったらSNSを開かない」「日が暮れたらPCやスマホの電源を切る」などの
デジタルデトックスが効果的です。
毎日する必要はないので、SNSで気持ちが乱れてきたらスポット的に取り入れてみてください。
グチはこまめに吐き出す
世の中自分の思った通りに行かず、モヤモヤしてしまうことも多いと思います。
そんなモヤモヤが積もってきたら、
受け止めてくれる人を見つけてこまめに吐き出しましょう。
もっとも避けるべきは「自分が悪いんだ」「どうしてこんなことが乗り越えられないんだ」と、
自分を責めてしまうことです。
決して周りに話して解決策が見つかるわけではありませんが、
人に聞いてもらえると不思議と気持ちがすっきりします。

それに周りを見てもらえれば感じると思いますが、
どんな集団にも1人は「話の受け止め」が上手い人がいるものです
もちろん、会うたびにいつもいつもグチばかり言われては
相手にとっても負担になってしまう可能性がありますが、
爆発しない程度に時々吐き出す程度であれば、問題ありません。
精神的な平穏を維持するためにも、
不満はため込みすぎず適度にガス抜きをするようにしましょう。
言葉とイメージで心を浄化する

近年の研究で、精神的ストレスが脳に与える影響について明らかになってきています。
例えば、苦しい記憶が再生される症状を持つPTSDの患者は、脳の海馬が委縮し、
体積が減少していることが報告されています。
ストレスは脳すらも変えてしまうのです。
一方で、記憶をつかさどる海馬の特定の部位を光で操作すると、
「嫌な記憶」を「楽しい記憶」にスイッチできるという報告もあります。
つまり、脳科学の世界では「記憶は自分の思い次第で浄化していくことができる」
ことがわかってきているのです。
延々と脳内でマイナスな言葉やイメージを再生し続けるのは、
自分の心にも脳にもよくない行為です。
それよりは、良い思い出やイメージで自分を満たして、
心を浄化していきたいですね。

お釈迦さまの言葉に「因果応報」という教えがあります
世の中で起こることに偶然はなく、
原因があってそれに伴った結果が生まれる
という考え方です。
「嫌な人がいる」のではなく、「嫌な人だと感じる自分」がいる
という原因があるのです。
ちょっと厳しい教えではありますが、裏を返すと
「自分の受け止め方次第で、良いことにも悪いことにもなる」とも受け取れます。
どうせ同じ状況に身を置くのであれば、
努めて良いほうに考えたほうが建設的に進む可能性が高いですし、
アンチエイジングの面からみても効果的です。
前向きな言葉と心で、自分を老けさせないように意識していけるといいですね。
以上が「老けない精神のもちかた2選」です。
心持ち1つで楽になることもあるので、
精神的にしんどいなと感じたときは試してみてください。
まとめ
今回は、老けない精神のもちかた2選について紹介しました。
- 気持ち5割でつきあう
- 言葉とイメージで心を浄化する

100点を目指さなくていいって思うと、ちょっと気が楽になるかも

もちろん会社での人間関係など、ある程度我慢が必要な場面もあるかもしれませんが、
基本的には「気の合う人だけ」を選んで仲良くしていれば十分です
自分を老けさせることなく、若々しい心を保っていきましょう
人づきあいについて、もっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。
以上、凡才でした。
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