こんにちは、凡才です。
前回は、人に好かれる話し方の1回目として、会話への苦手意識をなくす方法について紹介しました。
会話の苦手意識のなくし方について、イメージしていただけたのではないでしょうか。
今回は第2弾として、会話の上手な人が知っている「会話の3大原則」について説明します。

会話で人に好かれる人になりたい!

会話に臨むときのスタンスが知りたい
という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。
引き続き、参考書は「人は話し方が9割」です。

人に好かれる人とそうでない人の差

世の中には、月並みなことしか言っていないのに自然と人に好かれる人と、
すごくいいことを言っているのになぜか人に好かれない人がいます。
両者の違いは何だと思いますか?
「やっぱり生まれ持ったセンスじゃない?」
「何か特別な努力でもしてるのかも」
といろいろな可能性が考えられるかもしれません。
しかし、そんな大層な話ではありません。
両者の違いはひとつ、「コミュニケーションにおいて大切な原則を知っているかどうか」です。
この違いは、知っているかどうかというだけのほんの少しのポイントです。
しかし、コレを知っているだけで、自然と人に好かれる話し方ができるようになります。
会話の3大原則
人に好かれる話し方ができる「コミュニケーションの原則」は、以下の3つです。
- 人は自分への関心が一番強い
- 人は自分のことをわかってほしい生き物
- 人は自分のことをわかってくれる人に好意を持つ
順番に見ていきましょう。
人は自分への関心が一番強い

思い出してみてください、仲のいいグループや職場でみんなで一緒に撮った集合写真を。
写真を見たときに、真っ先に視線を向けるのはどこでしょうか。
そうです、「自分の顔」です。
自分が写っている写真で、最初に他人の顔に視線が向く人はほとんどいないでしょう。
それほど人間は誰よりも自分に興味がある生き物なのです。
人は自分のことをわかってほしい生き物
人は、自分のことを「認めてほしい」「共感してほしい」という欲求を持っています。

「否定してほしい」「共感しないでほしい」と思って相手と会話することはないですよね (笑)
前回の記事で紹介した「否定のない空間」に身を置くことは、このような欲求を自然と満たすことができます。
結果として、相手に「話しやすい」という印象をもって好かれることができるのです。
人は自分のことをわかってくれる人に好意を持つ
人は自分が一番興味がある「自分」のことをわかってくれる人を好きになります。
「自分を主役にしてくれるあなたのことが好きになる」というシンプルな理屈です。
では、以上の原則を踏まえて、人に好かれる話し方をするにはどうすればいいのでしょうか。
話し方は「聞き方が9割」

それは、「相手の話を聞くこと」です。

ちょっと待って!知りたいのは聞き方じゃなくて話し方なんだけど!
と思われる方もおられるかもしれません。
しかし、「人に好かれるのは相手の話を聞ける人」であり、「話上手は聞き上手」なのです。

会話を通して人に好かれるかどうかは「いかに話すか」よりも「いかに聞くか」が大事です!
話を聞くことで、自分がいかに相手に関心を寄せているかを伝えることが大事なのです。
では、どうすればそれを伝えることができるか。
それは、「顔の表情」「声の表情」「体全体の表情」を効果的に使うことです。
具体的には「笑顔で聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振りを使って相手にリアクションする」ことです。
このように聞くことで「聞き上手」になれて、相手との会話もうまくいくのです。
まとめ
今回は、人に好かれる会話の3大原則について紹介しました。
- 人は自分への関心が一番強い
- 人は自分のことをわかってほしい生き物
- 人は自分のことをわかってくれる人に好意を持つ
そして意外なことですが、「うまくいく話し方は聞き方が大事」ということでした。
これを知っているだけで、周りの人より会話がうまくいく可能性がぐっと上がります。

なんか自分でも、会話できそうな気がしてきた!

「上手に話してください」よりも「上手に聞いてください」の方が、実践できそうですよね ^_^
次回の記事では、いよいよ具体的な会話のテクニックを紹介します!
以上、凡才でした。
よろしければ次の記事もご覧ください。
また、トーク術に関しては以下の記事も参考になります。
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