【1人とは違う!】家庭を持つ人のFIREに必要な2つのこと

お金

こんにちは、凡才です。

FIREに到達するための5つのポイントを以下の記事で解説しました。

そして今回は最後となる5つ目のポイント、

「家庭を持つ人のFIREに必要なこと」について紹介します。

FIREって独身じゃないとできないんじゃない?

結婚した後の資産管理は妻に任せてます…

という方に役立つ記事です。ぜひ最後までお読みください。

参考書は以下です。

家庭を持つ人のFIREについて

family

これまでの記事で、「FIREに向けて支出を減らす」「収入を増やす」「資産を運用する」といったポイントを解説してきました。

これらの内容は、もちろん独身の方が実行しやすいです。

パートナーや子どもがいるような家庭の場合、

独身のときのように自分の考えだけで事を進めることはできません。

夫婦共働きであれば、収入は増えてお金は貯まりやすくなりますが、

家庭を持つ人がFIREを目指す場合、また違った難しさも出てくるのです。

家庭を持つ人がFIREしたいときのポイント2つ

家庭を持つ人がFIREを目指すときに押さえておくべきポイントは、以下の2つです。

  • 夫婦の合意のもとで計画する
  • 夫婦でお金を管理する

順番に見ていきましょう。

夫婦の合意のもとで計画する

agree

独身であれば、これまでの記事で紹介した内容で1億円たまったら、

すぐにでも仕事を辞めてFIREを達成することができるでしょう。

しかし、家庭を持つ人はそうはいきません。

夫婦のライフプラン、子どもの将来設計なども絡んでくるため、

「1億円貯まったから、明日で会社辞めます」と自分だけ勝手に決めることはできません。

FIREを達成するには、「夫婦の合意のもとで計画していく」必要があります。

パートナーに疑問やモヤモヤを残したまま自分だけ強引にFIREしても、

それは幸せとは呼べないでしょう。

普段からしっかりと夫婦で話し合い、ゴールについて共通の認識を持ったうえで

協力して行動に移していくことが必要です。

凡才
凡才

ここからは、参考書の著者である寺澤伸洋さんの例をご紹介します

寺澤さんは20代のころから妻である「まなどん」さんに、

寺澤さん
寺澤さん

1億円貯めたら会社辞めてもいい?

とよく聞いていたそうですが、そのたびに、

まなどんさん
まなどんさん

何言ってんの?1億じゃダメ

といわれてきたそうです。

ただ、これは「資産がいくらになろうと定年まで働き続けろ」という意味ではなくて、

まなどんさん
まなどんさん

将来のプランニングなしで、1億円という数字だけを見て盲目的に安定した収入を断つ

ということのリスクに気づいてほしい

とも伝えられていたとか。

寺澤さんはこれを聞いたときに

「夫婦で一緒に先を見通して、確信をもって仕事をやめる」

ことの大切さに気付いたと言います。

このように寺澤さんご夫婦は、普段から目標を話し合い、共有していたこともあり、

寺澤さんが44歳で1億1千万円貯めた後、

寺澤さん
寺澤さん

会社辞めようと思うんだけど

と相談したときは、

まなどんさん
まなどんさん

辞めた後も何もしないわけじゃなくて、好きなことでお金を得ながら生きていくんだよね?

それなら大賛成だよ

と、すぐに理解してもらえたそうです。

家庭を持つ人のFIREは、自分の一存では成し得ません。

今のうちからパートナーも巻き込んで、FIREを見据えたライフプランを考えておきましょう。

夫婦でお金を管理する

家計管理

奥さんが小遣い増やしてくれないんだよなー

うちの旦那は数字に強いから、家計管理任せてます

という様な話、周りでよく聞きませんか?

しかしこれはあまり良くありません。

参考書では、家計管理はあくまで「夫婦で」「一緒に」管理すべきと述べられています。

職場での会議やプロジェクトを想像してもらえれば分かるかと思いますが、

人は「自分の役割ではない」と認識したら、途端に興味や関心を持たなくなります。

家計管理もそれと同じで、「妻だけ」「夫だけ」が管理するようになると、

相手は次第に家計に対して関心を持たなくなります。

さらに悪いことに、家計管理をどちらか一方だけがしていると、

しだいに家庭内でお金に関する隠し事が増えてくるケースも考えられます。

凡才
凡才

典型的なのが、へそくりです

へそくり程度ならまだかわいいものですが、

お金に関する隠し事で夫婦関係がこじれてしまうこともあります。

そうなる理由を説明します。

夫婦のうち、家計管理を任された側(おそらく多くのご家庭では奥さん)は、

責任感を持って家計を管理しようとします。

そうすると旦那さんの小遣いを減らしたり、頻繁に飲み会があるようだと苦言を呈したりするようになります。

一方で家計管理を任せている側は、お金が思ったより貯まっていなかったりすると、

「こっちは普段から色々我慢しているのにお金が貯まらないのは、おまえのやりくりが下手だからだ」

と、普段どんなやりくりをしているかも知らないのに

上から目線で攻め立てたりするのです。

結果としてどんなことになるかというと、

家計管理を任せている方は、飲み会に行くことを隠すようになり、

家計管理をしている方は、お金が貯まっていない事実を隠すようになります。

「お金の話=パートナーの批判」みたいなスパイラルになってしまうと、

絶対にお金を貯めることはできません。

それを避けるための方法が「夫婦で一緒に」家計管理をすることなのです。

お互いが家計について関心を持ち、

  • 家のこと
  • 車のこと
  • 保険のこと
  • 子どもの教育費のこと

などを合意形成したうえで管理していくことが大切なのです。

以上2つが、家庭を持つ人がFIREしたいときのポイントです。

本来「身近に同じ目標を見据えて行動できるパートナーがいる」というのは、

とても心強いことですし、独身に比べれば大きなアドバンテージになります。

ぜひ相手任せにせず、「2人で」FIREを目指せるように話し合ってみましょう。

まとめ

今回は、「家庭を持つ人のFIREに必要なこと」について紹介しました。

家庭を持つ人のFIREに必要なこと2選
  • 夫婦の合意のもとで計画する
  • 夫婦でお金を管理する

我が家も夫婦で話し合ってみよう!

凡才
凡才

仮にFIREという目標について合意が得られなくても、

共同の家計管理にしておくことは、子どもの進学や引っ越しなど

まとまった出費が必要となる今後のライフイベントの備えとしても有効です

以上、凡才でした。

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